【76社に聞いた】不動産会社のポスティング集客についての考察

こんにちは、不動産のOTOMO(@zebrakun24)です。

不動産会社の集客としてポスティングはありなのか?

紙全体をなくしていこうという世の中の流れの中で、どう向き合うべきかを考えていきたいと思います。

ちなみに私は売却獲得のためにポスティングを行なっています。

今回のテーマは、ポスティングとは何か?実際効果はあるのか?どういう仕組みを作ればいいのか?ですが、この記事の主張は、ポスティングなどのツールありきではなく、根っこの部分で考えようということです。

なお、本記事についてはTwitter上でのアンケートも実施し、実に76社の方に有効回答をいただきました。

このデータも元にしながら解説していきます。

ポスティングが減少傾向にあるというイメージは本当か

そもそもポスティングとは、広告・宣伝を目的にビラやチラシを各個宅の郵便受けへ直接投入する行為です(Wiki調べ)。

ポスティング、なんとなく縮小傾向にある、というイメージないでしょうか?

少なくとも私はそう思っていました。

今年でしたでしょうか。大手の●友不動産販売の方にも、クレームが多いのでポスティングやめたんだよね、と聞いたこともあります。(エリアによるのかもしれませんが)

そして、電通が毎年公表している広告費統計でも、ネットは伸びるものの他の媒体は減退傾向にあります。

特に折り込み・DM・フリーペーパーなどは構成比が減っていますよね。

日本の広告費2021

だからなんとなく、ポスティングも減ってるんだろうな、と。

表にはなかったですが、探してみるとこのような記載がありました。

ポスティング市場 1,283億円(前年比111.0%

新型コロナの影響で全戸配布の社会的需要が高まり、市場は堅調に成長した。官公庁関連の配布物、公告などが増加。PCR検査やワクチン接種の案内チラシなどで、紙の利用価値も高まった。主要都市圏では、在宅でチラシを見る機会が増えたことも要因の一つ。また、地域の求人、不動産関連など、その土地ならではの情報をエリア限定でタイミングよく配布するタイプのポスティングも堅調だった。新型コロナの影響で厳しい外食・各種サービス関連においても、販促手段の一つとして利用価値が高まった。折込、DM、フリーペーパー広告市場の一部と重なるが、業界の垣根を超えた連携も始まった。また、データマーケティングの積極活用や最新のデジタル技術なども活用した、よりきめ細やかな配布も実施された。

日本の広告費2021

むむっ、堅調なのね!

これまたイメージで語るのは良くないなと思った次第です。

なぜ不動産会社はポスティングをするのか?

ポスティングは即効性があり、狙った成果を出すためのアプローチとして有効です。

特に不動産は「不」動産なので動きません。

特定のマンションの売却を預かりたい時は、その指定のマンションに直接ポスト投函ができます。人気のマンションであれば、そのマンションを買いたい人というのが既に存在するので、その物件の売却を獲得できれば契約しやすくなります。

また、空家も所有者が手放したい、と思っている可能性も高いため、各社がこぞってポスティングすることができます。

実際にこういう空家のポスト、多いです。

このように、言葉を選ばずに言えばピンポイントで狙い撃ちしたいときに有効です。

これは、インスタでもTwitterでもYoutubeでも中々できることではありません。

ポスティングのメリットデメリット

私が入った不動産会社は郊外でしたが、上司が大手財閥販社でポスティングでのし上がってきた人でした。とにかく移動と配布方法に無駄がなく大変勉強になりました。

行くぞ!!ということでよくポスティングの指導をいただいていましたが、自分でやってみたメリットデメリットとしては以下のように思います。新人の通り道でした。

まずはメリット

  • 街や道を覚えることができる
  • 特定の不動産を預かることができる
  • 即効性がある
  • (やり方によっては)費用がかからない
  • 自分次第で枚数を増やせる

一方、デメリット

  • 気の遠くなる作業量をこなさないといけない
  • 効果測定がしづらい
  • コンテンツがたまらない
  • 印刷代がかかる
  • クレームもある

ただ、自分でポスティングを配布するのは物理的な移動が発生するので、中々成果が出ませんでした。

鬼のような枚数をまく上司や業界の方に、勝てないな、、と思ってました。これは続かないなと。

私は、自分の得意なWEBでやっていくことを選びましたが、会社としてはポスティングは続けています。

後ほど説明しますが、ポスティングの体制の仕組みを作りました。

不動産会社のポスティング事情をアンケートで取ってみたら?

そんなポスティングですが、他の会社さんってどうしてるのだろう?というのが気になってきます。

ということで、今回実施したアンケートがこちらです。

票数に直すとこうなります。

  1. やっていない:34票
  2. やっている:28票
  3. やっていたがやめた:14票

グラフにすると以下になります。

今回はTwitter上でのアンケートなので、前提条件はTwitterをしている方になります。

その方々の中でこれだけポスティングをやっている会社さまが多いのに少々驚きました。

やはり、一定以上の効果があるのではないでしょうか。

やっているけど、やめたという会社さんも多いですね。

ポスティングの仕組みづくりと成果を出す方法について

ポスティングを「やる」方に焦点を当てると、3種類のやり方をしている会社さんがあります。

手法広告コスト時間コスト
自分で印刷してまく
ポスティングスタッフを雇う
ポスティング会社に代行

全て実行してみましたが、結果的に中段のポスティングスタッフを雇う、にいきつきました。

そして、デザインはプロに任せた結果、反響が2倍に伸びました。

正確に言えば外的要因も大きかったのですが、プロに頼む大切さを痛感しました。それまで社内のパートさんが作成していましたので、こういうのって大事ですね。

▼外的要因のツイート

ポスティングも外注したかったのですが、コストがかかりすぎるため、自社で業務委託でお願いできる方を募集しました。

どうしても必要なエリアは、営業が動いて配布しにいくこともあります。

デザインは残り続けますので、こういうやり方もご参考いただけたらと思います。

ポスティングで成果が出たらしい方法参考

また、周りでポスティングをされている会社さんに聞いたら、こういうことをやって結果が出ている方もいるみたいです。

  • 無地封筒の中に手紙を入れる→中を見てもらえる可能性が高い、保管しやすい
  • 相続登記負担キャンペーン→相続登記料を不動産会社で負担するらしい(買取)
  • イラストを実写でいれる→誰が来るのかがわかるので、安心感がます(これは実際試した方法)
  • 訪問査定でQUOカード→訪問査定をしたら、QUOカードがもらえるキャンペーン

量を、定期的に配布するのが前提条件ではありますが、何かヒントになれば幸いです。

ポスティングとこれからの集客について

以上、ポスティングについて各論の話をしましたが、全体で見て自分がうまくいく方法をとにかくやり続けることが大切です。

おそらく今回答えていただいた方で「やっている」方は効果が出ているのではないでしょうか。自分なりの仕組みができているはずです。

加えて「やっていない」方は、他の集客に力を入れていると思います。

「やっているけどやめた」方も、試したけどやり方を変えた方がいいな、と何かしらの理由があったのでしょう。

大切なのは、とにかく色々試して自分に合ったやり方を見つけること。そしてそれを続けることです。

ポータルサイトや有料広告だけに依存をしていると、その広告をやめた瞬間に反響の流れが止まってしまうので、分散させた方がいいと思います。

私も引き続き、色々な集客の実験を続けていき、うまく行ったものはシェアしたいと思います。

ポスティングで上手くいかれている方、上手くいかなかった方、もし方法シェアしてもいいよ、という方がいらっしゃればご連絡ください。

TwitterDM(@zebrakun24

他に、集客についていろんな記事を書いていますので、こちらも合わせてご参考ください。 

▼一括査定について

一括査定の未来と不動産集客のあり方を考える

▼AI査定について

【徹底解説】不動産のAI査定の仕組みとは?主要サービスをもとに解説

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Twitter(@zebrakun24)もやっています。