宅建合格後に行政書士に挑戦!実際に受験したメリットデメリットを語る

宅建に合格した次は行政書士を受けてみたい!どんな試験?何からやるべき?

私自身、合格後の勢いのまま、行政書士の勉強を始めて2022年受験しました。

今現在は結果待ちですが、宅建の3倍ぐらい体感で勉強しました。

ちょうど合格後から初めて費やした時間は1116時間です。

まだ結果は出ていないが得るものはとても多かったです。

今回は、宅建に合格して、行政書士受けようかな?と悩んでいるあなたのために記事を書きました。

興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

▼私の全挑戦記録の記事はこちら

【2022年】行政書士独学の勉強時間公開!チャレンジの全記録!

▼使ったテキストも公開中

【2022年記録】行政書士独学で使用した全テキスト公開と振り返り

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そもそも行政書士はなんの試験か?

そもそも論ですが、行政書士は法律の試験です。

この段階で行政書士の仕事を正確に言える必要はありませんが、行政書士法にはこのように定められています。

行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類作成することを業とする。

行政書士法 第2条

簡単に言えば、書類を作成して報酬を受け取ることができる仕事です

宅建業の免許申請を行ったり、補助金の申請を行ったりすることでその対価として報酬を受ける。申請を行うには、法律を読み解く必要があり文章力も必要になります。

詰まるところ、その適性があるのかい?を問われる試験だと解釈しています。

宅建受験との大きな違いについて

宅建試験と比較をしてみたいと思います。

簡単な表を作ってみました。

項目宅建行政書士
配点50点満点300点満点
試験時間2時間3時間
試験範囲民法など権利関係
宅建業法
法令上の制限
税金その他
5点免除
民法
行政法
憲法
商法・会社法
一般知識(政治経済社会など)
合格点相対評価(15〜17%目安)絶対評価(180点以上)
試験日程10月11月
勉強時間(自分がやった時間)400時間1,100時間
試験形式マークシート4択のみマークシート5択
多肢選択
記述式
足切りなしあり

特に足切りがある、記述式がある、というのは大きな特徴でしょう。

足切りとはなにか?

行政書士には大きく2つ、法令科目と一般知識があります。

一般知識は時事問題など、過去問から出ることが少ない分野です。

ここは広く浅く世の中の傾向を掴んでおくことが求められます。

過去のオリンピックの問題とか、環境問題とか、GDPとか、こんなん知らん!という問題が出ます。私は受験を決めた日から日経新聞を読み、ニュースに触れるようにしていました。

それでも訳がわからない問題というのは出ますので、ある程度見切りつけないといけません。

ただ確実に取っていきたい問題もあります。

文章理解(国語)やデジタル用語(メタバースとは?)のような出題があるので、そこを取りこぼさないようにしていくことが求められます。この辺りは私も本格的に勉強したのは秋ぐらいからです。

とにかく膨大な範囲なので、勉強したところが必ず出るわけではありませんが、試験設計上一般常識があれば取れるように設計されているように思います。

今回の自己採点上では足切りはクリアしましたのでホッとしてます。

なぜ宅建から行政書士を受ける人が多いのか?

なぜ宅建から行政書士を受ける人が多いかというと、民法が共通試験であるからではないかと思います。

ただし、宅建ででてくる民法とまた違い、もっと奥が深い知識が求められます。

宅建で民法を極めた方はそのままスムーズに行けるかもしれませんが、私は民法がふわっとしていたので学び直しました。

宅建のように民法はほどほどで受かる試験ではなく、メイン科目になってきます。そして、範囲も広くなりますし、民法の記述問題もあります。記述は条文や判例などの理解が求められるため、宅建より幅が広く縦に深いイメージです。。

民法の学び直し方は、2ステップでやりました。関連記事はこちら。

【2022年記録】行政書士独学で使用した全テキスト公開と振り返り

宅建を受けてから行政書士を受ける時に知っておきたいこと

行政書士試験を受ける前に、私が意識していたこと、知っておきたいと思うことは以下の3つです。

  1. まずは受かる!と決める
  2. 勉強するなら今すぐ
  3. 資格は目的ではない

それぞれ解説してみます。

まずは受かる!と決める

行政書士を受ける上で、なんとなく受かればいいな、では受かりません。

宅建を受けた時は、重説をやらないといけないとか、周りの重圧がすごい、とかプレッシャーがありませんでしたか?

しかし行政書士は必ずなくてもいいものです。そのため、それ相応の覚悟はやはり必要です。なぜなら実際に脱落する人も多いから。

令和3年のデータでは、受験申込者数が61,869人だったのに対して47,870人でしたから1万人以上試験に到達できない訳です。

とはいえ序盤から、どんな試験か科目も分からないしまあちょっとやってみてからでいいや、と思われる方もいます。

それを乗り越えるために、動機は必ず必要です。理由はなんでもいいです。

自分の場合は、お客さんからの信頼を得たいから、今の不動産の仕事に活かして収入を増やしたいから、コンテンツの発信情報に信頼性を増したいから、という理由がかなり強くありました。

同時に、今やらなければいつやるんだ!と紙に書いて、壁に貼ったりもしてました。勉強を続けていると、今年はいいかな?と思うタイミングは何度かくるため、そんな時に踏ん張る理由が必要です。

勉強するなら今すぐ

もし受験を決めた場合、今すぐ勉強をすることをお勧めします。宅建合格後の場合、おそらく多くの方が勉強の習慣が残っているかと思います。その習慣がついたまま、継続することをお勧めします。

なにせ、1週間休んだだけでも取り戻すのは1ヶ月かかるくらい大変です。なので、必ず、今すぐ!始めたは方が楽です。1分でもいいです。いや、30秒でも。

今すぐできることとしては、具体的にはYoutubeで流し見でもいいので、合格者の体験談をひたすら見る。これをお勧めします。まずは、情報収集を進めていくだけでも、前に進み出すことが大切です。

そこから、やる事を精査していくこともできます。

なお、宅建の場合、勉強時間は300時間で良いと言われていますが、行政書士は800時間ほどと言われています。実際600時間で受かる人もいれば、1000時間かけて受からない人もいます。

いずれにしても、1年あれば毎日2〜3時間ペースで勉強が必要になり、半年だと1日3時間以上は必要だと思います。

独学、通信講座、通学といろんなパターンがありますが、独学でもうかっている人は沢山います。

土台は人によって違うので、情報をうのみにしないよう注意しましょう。

資格は目的ではない

資格は目的ではありません。その資格をとって何がしたいかが大切だと思います。私の場合は、発信者として法律に詳しい証明になるのと、事務所を開きたいと思っているからです。

私も気をつけないといけませんが、闇雲に資格をとって終わりではなく、何かやりたいことがあるから資格を取る、というアプローチを取りたいところです。

忙しいと思いますし、家族がいる場合は、大切な時間を制約せざるを得ませんので、目的と手段を見誤らないようにしたいもの。

行政書士試験を受けて得たメリット

次に、この試験を受けて感じたメリットを述べます。

結論、私的にはメリットしかないと思いました。デメリットは次の章で述べます。

  1. 法律を読み解く力がつく
  2. 世界の情勢を読み解く力が身につく
  3. 行政の人との意思疎通がスムーズになる

法律を読み解く力がつく

一番はこれじゃないでしょうか。仕事をする上でも、個人のプライベートで何かあった時でも法律を知っている、というのはものすごく強力な武器になります。

生きていればトラブルは必ず発生し、そんな時に自分の身を守ってくれるのは法律です。

トラブルが起きた時に焦るのは知識がないからです。まさに法律の知識がない昔の自分がそうでした。

例えば、損害賠償請求だー!とか脅されても、この場合はこうだな、と冷静に対処することもできますし、揉めそうな時でも先手を打って動くことができます。

これは知識を暗記しておくという話ではなく、現状を把握して使えそうな法律がないか調べて冷静に対処することができるという意味です。

法律を学ぶ前は、どう調べればいいかも良くわかっていなかったのですが、行政書士受験の過程で大量に過去の判例に触れることで、法律を読み解く力が身につきます。

さらにもう一ついい点があって、他の資格勉強がかなり読みやすくなります。例えば簿記やFPなど、結果が出るまで勉強しようかなと思ってやっているのですが、こういう構成でできているのか、と上から俯瞰できたりしています。

世界の情勢を読み解く力が身につく

例えば、選挙の仕組みに詳しい、とか憲法改正のために必要なことをすらすら言える!という人は日頃から勉強していると思います。

私はそうではなく、どちらかというと関心が薄い方でした。

しかし、勉強が終わった今、日々憲法改正や法改正のニュースが出たりすると、世の中こうなりそうだな、という流れをなんとなく考えられたりします。

さらに昨今、不安な情勢ですよね。そんな時に法律を読み解く力は絶対無駄にはなりません。

法律を決める国会議員を選んでいるのは私達国民です。

そして、今住んでいる市区町村も暮らしに密接に関わっています。

これらの「なぜ?」とか「将来どうなるの?」「今のニュースは?」という関心が格段に上がりました。

こうなると非常に良いスパイラルで、勉強って楽しい!となるのです。

これは自分の中で今後数十年続くビジネス人生で、最も大きな収穫でした。

合格してたら、さらに色々なメリットがあると思うのですが、受けるだけでもこのようなメリットがありました!

(心底受かってて欲しい...笑)

行政の人との意思疎通がスムーズになる

例えば、私は不動産会社で「空き家の買取」なんかをやっている訳ですが、その際に行政の「空家解体補助金」が使えたりします。

その時にこれまでは、なんでこんな書類あるんだ。。と思っていましたが、今は書類の進め方と行政の方のやり取りが大変スムーズ。

報酬はもらえないので、あくまでアドバイス止まりですが、仕事の進め方が非常にスムーズになったと感じています。

行政書士試験を受けて感じたデメリット

次に行政書士試験を受けて感じたデメリットです。

あまりデメリットはないと思いますが、あえて挙げてみます。

  • やりたい事を制限する必要がある
  • 家族の理解が必要
  • 宅建よりもお金はかかる

やりたい事を制限する必要がある

これは当然ですが、勉強をするためにはやらない事を決める必要があります。

具体的には、遊びの時間、仕事の時間も時には制限をつけなければならないでしょう。

私はとにかく細切れの時間を使って勉強しました。

直前期については、通勤時間、昼食時間、歩きながら、寝る前。ほとんど全ての時間を充てました。

このブログの更新もあまりできなかったことがストレスでした。

最初の頃2時間勉強するのもしんどかったですが、今では3時間勉強するのも苦痛ではなくなりました。

コツは毎日10分でもいいので必ず続けることです。

絶対に勉強をしない日は作らない、ということが試験を成功させるコツです。

家族の理解が必要

家族がいる場合、子育てや家事などをしながらなので、家族の理解は欠かせません。

私も子供と遊ぶ時間を制限したり、休日模試を受けて遊びにいけないことも多かったですが、今年なんとしても受かる!という気持ちで理解をしてもらいました。

今でも家族には感謝しています。

宅建よりもお金はかかる

これは人によりますが、宅建よりも学習範囲が多くなるので、お金はかかるのではないかということです。

例えば、私は模試を6回受けたり、直前の会社法限定講座をLECで申し込んだりと、自分で理解できない範囲の補足教材を買い足していました。

独学なのでそこまでかかってはないですが、通学だともっと高くなります。

ぜひ自分に合った勉強方法でトライしてみてください。

【2022年記録】行政書士独学で使用した全テキスト公開と振り返り

行政書士試験に興味がある人は是非挑戦してください!

以上、行政書士試験にチャレンジした事をまとめてみました。

今はYoutubeで調べると、たくさんの方が動画を上げられていますし、それを見ていくだけでも最初はいいと思います。

よく、行政書士は稼げる?とか役に立つ?とかの議論になりますがそこは本質ではありません。

稼げると資格を取るは別問題です。

それよりも、大切なことは、自分が人生に対してどれだけ本気で向き合っているか。

ほとんどの人は宅建試験に終わって勉強をやめてしまいます。

その中で新しい挑戦をするのは素晴らしいことです。

行動こそが人生を変える!

結果は人の判断で決まるものですから、100%ではありません。ただ、不確実なことに、挑戦していくからこそ人生は好転していくものではないでしょうか。

私もまだまだですが、頑張ります。

まとめ

以上、宅建試験を受けてから行政書士を受けるメリットデメリットについて解説しました。

もし興味がある方は、是非ともチャレンジして欲しいと思います!

合格が発表が終わればまたこちらのブログも更新します。

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