こんにちは、不動産のOTOMO(@zebrakun24)です。
先日、このようなご相談を受けました。
宅建は役に立たないの?
結論、役立ちます。
筆者も不動産業界で働くようになり、宅建受験に迫られ合格しました。
受ける前は、資格いるのかな?と思っていましたが、本当にとってよかったです。
今回は、宅建が役に立たないと言われる理由を交えて解説してみます。
目次
なぜ宅建は役に立たない?と言われるのか
まず、宅建受験を考えていることを迷っているのであれば、受けるべきと断言できます。
私の感想ですが、役に立たないという人は、おそらく資格をとっていない人です。
仕事柄、宅建を取った人と1,000人以上お話ししてますが、資格を取った人に、そのようなことを言われたことはないです。
- とってよかった!という人の意見
- 勉強したことはないけど、とっても意味ないよ!という人の意見
あなたはどちらを信じますか?
私は前者です。
ただ、どうしても後者の情報に足を引っ張られてしまう人は多いです。
人はネガティブな情報に目が行きがちです。
ニュースもそうですし、不安を煽る言葉の方が、多くの人の関心を惹きます。
しかし、今一度振り返ってみてください。
その言葉を言う人は、あなたにとって何をしてくれるのか?どんな価値を提供してくれるのか?
本当にあなたのためを思って出た言葉なのか?
自分の人生は、自分でコントロールしていく必要があります。
宅建資格挑戦時に出現するドリームキラーの存在
どの資格や物事にも共通しますが、受験を公言すると「とっても意味ないよ」という人がいます。
おそらく本人に悪気はないのですが、みんな一緒の横並びが良いとされてきたのが日本の教育です。
残念ながら、あなたに成功してほしくない、と思う人は一定数います。
私が起業をした時も、人と違うことをしようとした時にも必ず現れました。
そのような人は、極力関わらないのが吉です。
そもそも、その方は宅建を取得しているのか?
疑問です。
もし持っていて「役に立たない」と言われるのであれば、それは活かし方を知らないだけです。
資格はあくまでツールであり、活かし方は自分次第
資格はゴールではありません。
例えば、不動産会社であれば、独占業務を行うために宅建が必要です。
それに加えて、金融機関でも不動産取引に関わる方であれば、宅建が生きるでしょう。
お客さんの信頼も、名刺に宅建士と言う肩書きがあるかどうかで、説得力が変わってきます。
そのような意見は無視して、自分自信が良いキャリアを歩んでいくための行動をしましょう。
ちなみに、私は宅建試験の次に行政書士にチャレンジしています。
しかし周りに話すと「とっても意味ないでしょ?」と言われるので、リアルではあまり話しません。笑
▼挑戦記はこちらから
【2022年】行政書士独学ブログ!勉強時間とやったこと全記録
宅建の活かし方とメリットデメリット
宅建の活かし方とメリットはさまざまですが、代表的なものを挙げてみます。
不動産会社で独占業務をする
代表的なものはやはり不動産会社で勤務することです。
不動産会社(宅建業者)は、従業員5人に1人の割合で「専任の宅建士」を事務所に置くことが必須とされています。
さらに、不動産取引に関わる、重要事項説明書や契約書の記名なども宅建士でないと出来ません。
これらの業務を行えるのは、宅建士の資格があるからこそ。
重要性も高いので、会社では宅建士の資格取得手当が月1〜3万円、つくところが多いです。
金融機関やM&A業界で活かす
金融業界(銀行や信託銀行)などや、M&A、保険業界でも宅建を取得する人は多いです。
不動産とは切っても切り離せないので、資格を生かせるシーンも多いです。
実生活に活かす
宅建は、不動産の知識だけでなく民法も勉強します。
民法は、例えば「隣の家の枝を勝手に切ってもいいか」や「相続したら相続分はどうなるか」など、様々なルールが定められています。
この知識があるかないかで、多くのトラブルを防げることが多いです。
また、一番気になる仲介手数料についても、上限額なども勉強するので、悪徳不動産会社から自分や家族を守るための武器にもなります。
宅建の資格で独立する
先ほど述べたように、5人に1人の割合で宅建士が必要なため、自分がその1人になれば独立できます。
独立したい!と言う方も多く宅建士を取りますが、ここでの注意点は、資格=独立とスムーズにはいかないこと。
資格+実務経験がないと、やはり稼ぐ(事業を継続する)のは難しいです。
宅建の資格で副業する
次に、宅建の資格で副業することです。
具体的にはライティングが結びつきやすいです。
宅建士を取得している、と言うのは不動産の知識がある裏付けにもなります。
外から見れば専門家になるため、その専門家が発信している情報を知りたい読者も多いもの。
実際に宅建士の副業で月5万円稼げるようになった方の経験談も書いてもらったので、こちらも参考にしてみてください。
宅建を取るデメリット
なお、デメリットについては取って損したと言う人に出会ったことがないので触れません。笑
宅建は役に立たない、と言う人は本当に勉強しているのか
なお、NewsPicksで日本のサラリーマンは先進国一学んでいないと言う記事が話題になったことがあります。
学んでいるのか、学んでいないのか、この差はとても大きいです。
かくいう筆者も20代の頃は、大学受験を最後に、大した勉強もせず、日々仕事に没頭する(と言う建前を作って)ことで、日々を過ごしていました。
宅建を勉強して思うことは、日常生活に紐づく法律知識や不動産の知識がない、と言うことは危険な状態なのです。
なぜなら、必ず全員が通る道で、その知識があるかないかで、生涯得られるお金が、数百万円、数千万円、数億円、変わる可能性があるためです。
元々その知識があって、資格が必要ない方であれば構いません。
しかし、私のような何もなかった凡人に光をくれたのが宅建の勉強と合格体験でした。
宅建を取ったときのストーリーはこちらの記事でも解説しているので、よければ参考にしてみてください。
Twitterやブログでの情報発信もおすすめ
宅建勉強に取り組みたい方は、TwitterなどのSNSやブログ、noteなどの情報発信もお勧めです。
特にTwitterは、資格勉強をしている人が多いので、同じモチベーションで頑張っている人もたくさんいます。
孤独になりがちな勉強は、共通の目標を持って頑張っている人同士で繋がることで、継続性を高めることができます。
ブログは、宅建の勉強記録でもいいですし、自分の学んだ知識をアウトプットすることで、記憶も定着します。
情報発信のメリットはこちらでも解説しているのでぜひ読んでみてください。
【不動産集客】Twitter×ブログで情報発信するメリットと具体的な運用方法【2023年版】
失敗無くして成長なし。挑戦こそが人生を作る。
人生は、自分で作るものです。
世の中には、確実に成功する方法はなく、今成功している人でさえ、過去たくさん失敗しています。
そもそも宅建資格に挑戦するリスクはないです。
それも「いつかは」ではなく、「今」始めないとおそらく行動しません。
人は、それほどに意志が弱い生き物なのです。
また宅建を取るために不動産会社ではたらきたいという方も多いですが、注意点は転職や資格はゴールではなく手段であるということ。
なんのために取るのか?立ち返って、ぜひ価値ある資格にチャレンジしてみてください。