Twitterやブログをやってはみているけど、なかなか続かない。
今回は、すでにうまく行っている人ではなく、情報発信どうしようと悩むあなたに向けた記事です。
今年ゲスト参加させてもらった、不動産動画マーケライブからずっとモヤモヤしていたことがあります。
結局不動産ブログはやるべきなのか?の記事でも触れた「0からブログ始めたい人が来たらなんと言うか?」と言う質問に対する答え。
その質問に対する回答を決めました。
改めて「Twitter+ブログ」をやりましょうということです。
え、結局ブログ?!と思われそうですが、一旦読み進めてみてください。
不動産業界のお話がメインですが、業界問わず、個人向けでも、法人向けでも再現性あると思ってます。
後半では、実際に実践している方からメリットや効果も聞いてみました!
目次
Twitterとブログをやっていて得たメリット
まず、私、不動産のOTOMO(@zebrakun24)がTwitterを本格的に始めたのは2022年に入ってからです。
そこから1年が経とうとしていますが、メリットを3つに絞ると以下です。
- 普段絶対知り合えない人と会う機会ができた
- ブログの認知が高まった
- 本業の成果も伸びた
これはTwitterだけでもダメで、ブログだけでもダメでした。
特に私がリアルで活動する商圏は、大阪の郊外なので情報が偏りがちです。
そんな危機感からTwitterに身を投じてみたところ、結果的に大正解でした。
本業でも成果に繋がり、年収も役職も上がりました。
特に仕事につなげたい、現状を変えたい方であれば、情報発信をしない手はありません。
ブログを重く捉えすぎないこと
ブログの記事を書くのは大変です。
SEOで記事を上位表示するにはキーワードを決めて、構成を決めて、リサーチする。
その割にかけた時間に見合わないのがブログです。
このブログも、伸びるまでには6ヶ月かかりましたから。
これを全くゼロからの人に、やりましょう、と伝えてもやっぱり難しいな、と思うわけです。
好きなことじゃないと続かない
情報発信というと身構える人も多いです。
・相手の役に立つ情報がないとダメなんじゃ…
・自分なんかが発信してもいいのかな…
・反応がないからやめた…
昔の私も、こんな感じでブログを始めてはやめていました。
これらを解決する一つの方法は発信し続けることです。
発信し続けること自体が訓練になり、自分の発信したい内容が固まってきます。
そうはいってもネタがないから続かない。
そこで、ライトにかけるブログをやってみましょう。
・その日あったことをツラツラ書く
・自分が普段から考えてることを話す
つまるところここでいうブログは「簡単な日記」とイメージしておいてください。
実際に私が新しく作ってみたサンプルブログ
▼余計な装飾はしていません
なぜブログとTwitterなのか
ブログを継続している人はほんのわずかです。
ブログが続かない理由は目に見える結果が出ないから、ゴールが見えないから、毎日忙しいから、と言われます。
集客でいえばポスティングやYoutubeといった手段もある中で、なぜブログとTwitterを推すのか。
Twitter上でアンケートも実施した結果も踏まえて、書いていきます。
アンケート①ポスティング
まずポスティング集客のアンケートを取ってみました。
ポスティングは不動産集客においては即効性があります。
余裕があれば取り組みたい手法の一つ。
事実、やっている人も多いですし、大手仲介販売会社(住●不動産販売会社さん)ではメインの集客手法として組み込まれていました(今はやめたみたいですが)。
私は実際に1年ほど試して、結果が出なかったのでやめました。
詳細はこちらの記事で書いてます。
【76社に聞いた】不動産会社のポスティング集客についての考察
アンケート②ブログをやっている人
次にブログをやっているかどうかについて。
「やっている」人が多いです。
私のTwitter上のフォロワーさんは、情報発信に前向きな方が多く、結果として「やっている」が首位になったのかなあと。
やっていない、も同数に近いですが。
続けやすいのだと思います。
アンケート③Youtubeをやっている人
次にYoutubeをやっている人です。
ここの投票数がガクンと落ちてしまいました。
やっている、やっていないがタイで、やっていたがやめた人もチラホラ。
私も今Youtubeトライしていますが、ブログとTwitterとYoutubeやろうとなると、やっぱり中途半端になります。
投票数が少なかったのは、やはりとっつきにくいからでしょうか?
アンケート④Twitterで仕事につながるかどうか
最後にこのようなアンケートを取ってみました。
仕事につながったことがあるが1位でした。
つまり、Twitterを利用してなんらかの形で仕事につなげている人はたくさんいます。
まだの方も、活用次第では「ある」に持っていける可能性は十二分にあります。
まとめるとブログとTwitterを推す理由は以下の2点です。
- Twitterから仕事につながる
- ブログをやっている割合が多くやめた人が少ない
こららの方法は再現性が高いと思います。
それを実証するためにOTOMOの日報というブログを作って、私も30日運用してみましたが、割と良い方法だと改めて思っております。
ブログとTwitterの活用方法
しかしTwitter運用においても、初期の頃は何を呟けばいいかわからないというのはあるあるです。
そこでこの章では活用方法を述べて行きます。
私が実際に運用しているブログを例に取ります。
今2つのサイトを運用しています。
今の時代に、ブログでの集客が難しいと言われるのは『SEOで上位を取るのが難しいから』です。
なのでSEOを狙わないブログ運用をしてみましょう、という提案です。
30日連続投稿した結果
実際に連続投稿すると、30日でこのような結果になりました。
今のブログの初期と比べてみます。
①は最初の頃自分のアクセスも加算されていました。
②はTwitterからの集客も可能です。何よりかける時間が圧倒的に少ない点がメリットです。
情報発信の初期の頃はとにかく「継続」が大切です。
継続できれば媒体はYoutubeでもなんでもいいのですが、この『ライトな日記をかく』というスタンスがかなり再現性高いと思います。
何を発信するべきか
では何をどういうふうに発信するべきか?
イメージとしては
- 会社で書く営業日報
- 学校の時に書いた毎日の日記
です。
実際にいくつかサンプルを作ってみました。
その日あったことを書くだけでいいです。
文字数は480文字ぐらいですが、もっと少なくても大丈夫です。
2部構成です。
最初はそのまま思いつく感じで書いてOKです。
※書き続けていれば、ライティングのスピードやスキルは格段に向上していきます。
①タイトル
相手に何をして欲しいのか?言葉で明確にしていきたい
②リード文
③1文章のかたまり
これは、その日Google口コミに取り組もう!という話が出て自分の感想を書いただけの記事です。
それをTwitterで投稿します。
すると、何人かに見ていただけます。
瞬時に14人もみられるというのはSEOではあり得ないのです。
始めたての頃は、数字も一つのモチベーションになりまます。
ぜひ取り組んでいただきたい方法。
仮に14人×30日が続けば420人です。
まとめると以下のプロセスが良いかと思います。
ブログの書き方
- その日の出来事を思いつく限り紙に書く
- その出来事に対して感じたことを書く
- 最後、まとめる
- まとめたものをUPして、Twitterでシェアする
字が汚くてすいませんが、こんな感じです。
これをそのままブログに羅列します。
例
今日はクレームを受けました。もっと●●と言えばよかったかもしれません。
その後の訪問査定では、気持ちを引きずってしまいました。ちょっと反省。
その後、ポータルサイトの担当者とMTGをしました。また新しい学びを得ました。
明日も頑張ろう。
そして、Twitterに投稿します。
これだけです。
なれてきたら徐々に肉付けしていっても良いと思いますが、まずは続けることが大切です。
この方法であれば、Twitterの投稿ネタも1日1投稿は確保されるので、Twitterも同時に運用できます。
私も夜に呟くネタがなかったところ、この日記ブログを取り入れて投稿ネタができました。
全く出来事がゼロという日はないでしょうから、一つでも絞り出して書いてみてください。
正直なところ、ツールは何でもいい
これでも、情報発信の初期の頃は、色々迷うと思います。
やっぱり自分にはYoutubeがいいんじゃないか。
もっと他に方法があるんじゃないか。など。
すでに土台がある人を除いて、まずはこの方法で10記事投稿を目指してみてください。
情報発信の本質はツール選定ではなく継続と改善です。
これは発信して良いのかな?とかどうしよう、とか自分の中でもいろんな葛藤が出てくると思います。
その葛藤も含めて、継続・改善していけるかが勝負の分かれ目です。
10記事書いたら20記事、30記事とトライしてみていってください。
そうすると必ず見える景色が変わってきます。
ブログを続けることで得られるメリット(実践者のご紹介)
このスタイルで更新をされている方はたくさんいます。
中でも、だんらん住宅の中川さん(@shinnosuke_1106)はかなりの頻度で日報をアップされておられます。
気になる方はフォローしてみてください。
頻度だけではなく、本数もかなりのボリュームです。
CHECK▶︎中川さんの日報
さて、中川さんにもかなり具体的なメリットを伺うことができたのでご紹介します。
ブログを続けてみて、どのような変化があったのかを教えてください!
外部変化はないですが内部変化はありました。例えば、どんな仕事をするにせよ、日報のことが頭にあるので、前やった仕事でも今回はこういった工夫をしてみようとか思うようになりました。
例えばどういう点ですか?
大きく6つあります。
6つ…!順番に伺っていきましょう。
①契約や決済時のタスクリストの作成
私は契約と決済がいつも何かしら忘れることが多いので、一度ミスった時に日報で書いて、次回はタスクリストを使うようにしますと書いてそれは実行しています。それでもイレギュラー的にやらないといけないタスクを忘れることはありますが。。
なるほど、備忘録にもなりそうですね。
②一日のタスクリストをチャットワークで管理
終業後、よしっ!日報を書くぞ!と思った時に、人から振られた仕事やどうでもいい仕事に時間を費やして結局今日一日何もできなかったなぁという時が多いことに気づいきました。
そこで、タスクリストとして管理しようとなってやり始めました。そうすると、今やるべき仕事に集中できるようになりました。
これ、めちゃめちゃわかります。私も書くタイミングは、お昼休み前のちょっと時間あいた時とか、コーヒーブレイクの時とか、スキマ時間を使うようにしてます。全部終わってから、だと結局やらないですもんね。やるぞ!と思った時にぱぱっと書くのが効果的だと思います。
③早起き
これも日報書き始めてダラダラ仕事をしてしまっていた一日の反省を自分なりにしている時に、そもそも始業ギリギリに起きているから脳が働かず、あんまりパフォーマンス良くないなと気づいたから出来ていることです。
早起きすごいですよね。毎朝5時に起きる、、執念を感じます。
④ネタを探す
日報を書くために本を読んだり、休日でも仕事とつながることを見つけられたりします。
あとは単純に毎日継続できていることで、自分に自信が持てたりはありますね。どんなことでも毎日継続できていることがある人って少ないと思うので。
確かに。毎日続けること自体、素晴らしいことです。
⑤〇〇しますと宣言することが多くなるので行動するようになる
例えば、〇〇という失敗をしました。今度からはこうしますと宣言することになるので、誰かに見られているし何より自分が見ているので、また同じ失敗をしないようにしようと脳が働く気がします。
確かに。毎日続けること自体、素晴らしいことです。
⑥自分を分析できる
例えば僕の場合は机が汚くなっているとたいてい仕事のパフォーマンスが悪いです。なので、スランプっぽくなった時はまずは片付けから始めます(笑)
あとは怒りっぽいなと感じる時は寝不足のことが多いです。あらかじめ次の日は午後出勤にして寝る時間を増やそうとけ思います。
納得です。ありがとうございました。
※外部変化について
ただ、日報ブログを読んで頂いていると、訪問査定時に言っていただける時は、前からの友人、知人の感覚でお話ができるので、本題の弊社の売り方についてより理解して貰えている感覚はあります。そもそも聞く体勢になっている感じが近いです。
やはり、先ほど述べたように継続することでご自身の改善へとつなげておられます。
結果はあくまで『ついてくる』ものなので、そこを目的にしてしまうと、中々継続が難しい。
自分なりの変化を楽しんだり成長を実感できると、情報発信をやっていてよかった、という日が来ると思います。
中川さんの今後のご活躍も楽しみです。
行動を継続することでしか人生は変わらない
間違いなく一つ言えることは、情報発信をしてみたい方は、1日でも早く始めたほうがいいです。
この記事を閉じたら、いますぐ取り掛かってほしいです。
おすすめはWordpress(作り方はこちら)ですが、自社のサイトのブログ機能でも、amebaブログでもnoteでもなんでもいいので、まずは動き始めましょう。
どれだけいい手法を知っても、どれだけ環境が整っていても、考えるのは自分、手を動かすのは自分です。
この方法は、広告費もかかりませんし、自分の行動とやる気だけでいける方法です。
これを1年積み重ねるかどうかで、未来が大きく変わってくると思います。
もし、やってみたいけどやり方がわからない方は、私でよければ相談に乗りますのでTwitterDM(@zebrakun24)ください。
変なバックエンド商品などはありませんのでご安心くださいw
私自身も日々ブログを更新していきますので、また面白い結果になると思います。
この記事を書いて、1人でも悩んでいる方のお役に立てればと思いますが、本当に行動する人は一握りと言われます。
私は実際に行動に移す人がいなくても、何度でもこのことを発信していきます。
情報発信の価値と魅力を、2023年もバシバシ発信していきます。
すでに面白い話が何件か決まっているので乞うご期待ください!
ぜひ、一緒に頑張って行きましょう。
2022年も大変お世話になりました。
Youtubeは翌年に持ち越しです…