【特集記事】不動産ビジョン2030から読み解く業界の未来

宅建で人生は変わる。独学で合格した話。不動産未経験。

資格なんていらない!

私は、これまでそう思っていました。

なぜなら、これまで資格がなくても何とかなっていましたし、資格を持っていても稼ぎに直結するわけでもありません。

それよりも仕事していた方がいいよね!と正当化していました。

今となっては、昔の自分にそんな言葉は、受かってから言おう!と怒りたい気分です。

私は、大学受験はしたもののまさに勉強という意味ではブランクが10年以上ありました。

宅建という試験は、国家試験の中では簡単と言われますし、受ける前までは宅建試験なんて楽勝でしょ、と思っていました。

確かに他の国家資格と比べると簡単かもしれません。

でも、宅建という試験には、本気で挑まなければ受かりません

私はまさに追い込まれた身でしたが、1回目の試験では合格点に2点足りず、2回目の試験で40点以上の点数を取ることができました。

結果はともかく、勉強をした1年弱の期間で、人生が変わったと言っても過言ではありません。

もし、これからチャレンジをされる方で、周りから「誰でも受かる簡単な試験なんでしょ?」といわれても、そんな言葉は無視しましょう(笑)

なにせ、毎年20万人近くが受けて、17万人近くが落ちるんですよ??

10万人の人口の市を軽く超える数字です。

冷静に考えて、受かるってすごいと誇っていいと思うのです。

宅建ごときで??と思われるかもしれませんが、そもそもそういう話ではないのです。

試験の本質は自分に打ち勝って、新しい自分と出会うこと。

私は、宅建を通して自分自身に自信をつけ、最強の武器を手に入れました。

私のこれまでの経験からお伝えできる、資格受験に挑戦するメリット、そして人生を好転させたい、そのような方の励みになればと思い、この記事を書かせて頂きます。

宅建に合格するまで

私は不動産業界に入るまで、全く別の業界で、自分で会社を立ち上げて事業をしていました。
毎日もがきながら、何とか軌道に乗り始めましたが、会社立ち上げて間もない頃にコロナの感染が広がり、仕事も一気になくなりました。

海外が絡んでいたこともあり、まさにお先真っ暗状態で、事業の見通しも立ちません。

このまま続けていくか、自分が描いていたものを損切りするか。

少なくない借金もありますし、家族も子供もいますので、生きていかなければいきません。

悩みに悩み抜いたあげく、そのまま色々あり、不動産業界に流れ着いたわけです。

再就職という選択が、当時の自分にとって受け入れがたいものでしたが、何としても生きていかなければなりません。

そんなこんなで、私が入社した会社では、ほぼ全員が宅建士を持っており、宅建を持っていなければ、仕事も当然任せてもらえません。

宅建がない状態で、しかも不動産の知識もないので、運転手やチラシ巻きしかやることがなく、何としても受からなければなりません。

その辺りはこちらの転職期でお話ししています。

30代未経験転職【実体験】30代未経験で不動産業界に転職した私の話

そんな状況の中で生きていくためには、何としても「宅建を取らざるを得なかった」のです。

毎日新しい環境にもまれながら、勉強を開始しました。

試験までは3ヶ月程度しかありませんでしたが、なんとか行けるだろうと思っていました。

結果は、、、

2点不合格。

しかも過去最高点である38点が合格点になった年でした。

多少は自信をもって挑んだものの合格点に届かず。

中々にメンタルに打撃を受けました。

今思えば、自分にまだ甘えが残っていたのです。自分が今でも恥ずかしいです。

また1年間、先輩に面倒をかけながら働かなければいけないのか・・・

重要事項説明などは、宅建士の資格がないと出来ないため、会社に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

次こそは絶対に受かってやる!

そう思いながら、2回目の試験勉強のスタートです。

次は手薄だった民法を中心に勉強を開始し、万全の準備を期しました。

そして、不動産会社に勤務をしていたため、5問免除も活用しました。1年目は、入社時期がすでに申し込みが終わっていたため、2年目は使えるものは使おうという気持ちです。

結果として、直前期の模試では、1回目は合格点を超えるのが1回ぐらいだったのが、5回以上の模試でほとんど合格点を超える点数を取り、全国模試でも46点を取る事が出来ました。

それでも不安がぬぐえず、試験日まで勉強を続け、結果として本試験で40点以上を超える事が出来ました

宅建試験は、「正しい方向に」努力をすれば、報われる試験であることを学びました。

これは独学の壁ですが、正しい方向に向かうまでに色々と寄り道をしてしまいました。

結果はもちろんですが、それ以外にも得たものがたくさんあり、今は宅建で得た知識を活かして、次の行政書士への資格のステップアップを目指しています。

人によって資格を目指す背景は色々とあるかと思いますが、何としても本気で合格する!という方であれば、不動産会社に勤務して宅建を取らなければいけない環境に自分を追い込み、5問免除を利用して受験する、という方法もあります。

宅建試験に挑戦するメリット

それでは、具体的にどのような点がメリットとしてあったのか、ここではポイントを6つに絞ってお届けします。

自分に自信が付く

宅建試験は継続がモノを言います。
3か月で受かる事も出来る試験ですが、私は実現できませんでした。

現に、何度も何度も宅建試験に挑戦されている方もたくさんいらっしゃいます。
その中で受かるコツは「本気になる事」です。

精神論?と思われがちですが、とある有名専門学校の講師の方も「本気になった人から合格していく」とおっしゃっていました。

本気になって、時間を捻出して、毎日どうすれば勉強できるか?を考える。

この繰り返しで、点数もどんどん上がっていくはずです。

すると、出来なかったことが出来るようになり、自信が積み重なってきます。

やはり国家資格というだけあって、簡単な試験ではありませんし、簡単に受かってしまうと、後がしんどくなります。
短時間で身につけた知識はすぐに抜けていきますが、コツコツと勉強した知識は中々忘れないです。

宅建の本質は実務や人生でどう生かすか、なので、

重要事項説明書で大ミスをしてしまった

とか

抵当権をお客様に説明できない

といった事態になると、宅建士をもっていても、宝の持ち腐れになってしまいます。

しまうまふどうさん
しまうまふどうさん

この人宅建持ってるのに、知識大丈夫かな・・・とお客さんに思われてしまったら致命的です。

これらの知識は、仮に宅建を持っていなかったとしても、きっちり説明できればそれだけでも価値がありますし、お客様にきちんと伝わると、言葉に重みが出てきます。

さらにそのまま目標が達成できればさらなる自信になりますが、勉強すること自体にとても価値があります。

焦らず、着実に積み重ねていくことが大切です。

給料が上がる(稼げる)

宅建を持っていると、不動産会社で働く場合、月1~3万円程度の資格手当が付くことが多いです。

仮に月2万円とすると、年間で24万円。3年間で72万円も手当がつくので、とてもコスパが良いのです。

そして、宅建業を行う会社の事務所には5人に1人以上、専任の宅建士を置かなければなりませんから、仮に5人の職場にいる1人の専任の宅建士がやめるとなると、自分しかいません。
会社としては辞められると困るわけですから、給料交渉にも使えます(笑)

仮に専門学校に20万円支払って通ったとしても、1年間で十分に回収できておつりも来るぐらい、とてもコスパの良い資格であると感じます。

他にも、新しい職場にチャレンジをしてみたり、と選択肢が増えるのはいい事です。

不動産が未経験の方も、興味がある方には是非トライしてみてほしい業界です。

不動産会社に転職してよかったと実感する8つのこと【食いっぱぐれはない】

不動産業界で働きたい方に!【宅建Jobエージェント】

独立開業できる

宅建士を持っていると独立開業することもあります。

不動産の仕事は、買い取り再販でない限り、仲介業であれば在庫を持つ必要はありません。

開業コストも多額の資金がかかるわけでもなく、自分の身一つで起業が出来ます。

実際に、不動産会社で実務経験を積み、そのまま独立していく人はたくさんいます。

独立開業を視野に入れている方は、一つの選択肢に入れてもいいと思います。

起業の注意

ただ、不動産市場は超レッドオーシャンのため、どういう風に生き抜いていくか?を考えていかなければなりません。市場規模が大きいので、いろんな要素を組み合わせることで、ビジネスチャンスは無限に広がっていくと思います。

周りの目が変わる

宅建試験の勉強を毎日積み重ねていると、周りの目も変わってきます。

私は幼い子供もいますが、家族も勉強しやすいように環境づくりに手伝ってくれました。
先輩も「俺も新しく資格取ろうかなあ」と、軽く影響力を与えることができて嬉しかったです。

それもこれも、「努力を人は見ている」というころです。

わざわざ見せる必要もないですし、自分のためにする努力ですが、誰かが必ず見ています。

そうして、周りの目が変わり、色々な側面で評価されることもあるでしょう。

自分自身も、勉強できているのは家族のお陰だな、と思うこともあり感謝してもしきれません。

家族の仲もより一層深まりました。

これは1年目受けた時は、私自身の気持ちも中途半端だったので、そこまで周りに影響を与えることはありませんでした。

そして何より宅建士登録を受けて宅建士証が交付されると、名刺に「宅地建物取引士」と書けるのも相手の目が変わるポイントの一つになりますよね。

勉強を通じて、また合格を通じて、周りの見る目が変わります。

生活習慣が改善する

資格勉強をすると、

恥ずかしながら私はお酒が大好きで、毎日のお酒が愉しみでした。
しかし、お酒を飲んでいると、記憶力も悪くなりますし、そもそも酔っぱらいながら勉強をするわけにもいきません。

そこで、ほぼ毎日呑んでいたお酒を週2に減らし、飲み会も勉強を盾に断る事にしました。
量を減らして、試験の1か月前からは禁酒しました。

すると、朝もスッキリ起きれますし、夜も夜更かししません。
帰ってダラダラしている時間も、宅建の動画おみたり、問題を解いたり、といった時間を少しずつ増やしていくと、いつしか習慣が変わっていきました。

これも習慣の怖いところで、毎日していることを変えるのにはとても勇気と体力がいることなのです。

そして、お酒を減らすといいことがたくさんありました(笑)

体重も減って体も軽くなります。

緊急事態宣言も重なってのことでしたが、これも大きなメリットでした。

勉強グセがつく

また、勉強グセが付きます。
勉強が習慣になると、その習慣を継続したくなるものです。

歯磨きを毎日して、お風呂に入るように、それがないと気持ち悪い状況になるのです。

すると、次に何か資格を取ろうかな?とか新しく勉強を始めてみようかな?と思うようにもなります。

いままでお酒を飲んでダラダラしていたり、朝電車でYoutubeを見ていた時間を自分のスキルや知識という大切な資産を作る事に時間を使うようになるのです。

これは、とても大きな事です。

宅建は、知識ももちろん増えますが、それ以上に習慣化できるいい機会です。

ただ、私も弱い人間ですので、これも1日でも休んだらダメになると思います。

なので、1日5分でも10分でもいいので、法律に触れることを日課にしています。

まとめ

以上、宅建を通して得たことをまとめてみました。

宅建はもちろん、何にせよ、人生は一度きり。

挑戦は本気で取り組まなければ、身につきません。

何事にも本気で、絶対にできると自分に言い聞かして行動する。

そうすることで、誰もが合格できる試験。それが宅建試験です。

努力が実るからこそ、取り組む価値が大いにある試験です。

ぜひこの記事が、お読みいただいた方の活力になれば幸いです。

宅建試験の概要は、このサイトでもあます事なく発信しています。特に独学の方の参考になれば嬉しいです。

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