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宅建合格に必要な勉強時間は300時間はウソ?うのみにすると失敗します

独学学習者が注意すること。

それは、勉強時間をうのみにしないことです。

例えば、ネットで検索をすると、宅建の必要な勉強時間は、300時間程度とされています。

この勉強時間は1日2時間とすると、150日。つまり、約5ヶ月で合格できることになります。

しかし、これはあくまでも目安で、当然ですが、300時間勉強したら合格できる、ものではありません。

この目安時間は予備校や通信講座を受けた場合と思った方が良いです。

私は初めて試験を受けた時、本試験の3ヶ月前から勉強をスタートしました。量としては300時間に到達していたのですが、模試で合格点に届いたのも1回のみで、本試験も2点足りず。中身が伴いませんでした。

なぜか?

無駄な作業を多くしていたからです。

色んな問題集に手を出したり、Youtubeで分かった気になり問題を解く回数が少なかったり、今思えば点数に見合った行動をしていました。

結果を突きつけられて、根本から勉強方法を見直すことで、翌年は、模試は40点越えを連発し、本試験でも40点超えを達成することができました。

ここでは、独学者にありがちな、私のような失敗経験をしないために、勉強時間にとらわれない勉強のコツを共有したいと思います。

宅建独学で、勉強時間を追いかける弊害

勉強時間だけを追うと、本質からずれることがあります。

例えば、

今日はYoutube2時間見たから、目標達成!

とか

テキスト読んだから、今日は勉強したぞ!

と、これも一種の勉強です。

まあ、楽な勉強方法に流れてしまうんです。

冒頭で挙げた、合格に必要な300時間というのは、様々な統計から出ている数字だと思うので、合格には必要な勉強時間であることは間違いありません。

しかし、独学では的を得ていないと、どれだけ勉強しても合格ラインには届きません。

基本はやはり過去問を解くことです。

過去問を分かり続けるまで300時間を解く人

テキストだけ300時間読んだ人

どちらが合格するのか、といえば前者です。

試験勉強の敵は自分自身。

勉強とは、一定のストレスを抱えるものと思っておいたほうがいいです。

私も、楽しく勉強すること推進派ですが、勉強とは痛みを伴います。

苦痛を伴う時に、大きな成長を手に入れることができます

わかった気にならないように、楽していないか?を自分自身に問いかける必要があります。

では、どうすればいいか?

やはり過去問です。

独学の場合、過去問で全ての問題を5回正解する

宅建試験は、1に過去問・2に過去問です。

過去問を理由も含めて完璧にできれば受かります

権利関係(民法)は正直難易度が年度によってバラバラのため、完璧を目指すことは難しいです。

しかし、宅建業法と法令上の制限を完璧にすると、それだけで30点近く到達します。

ここに5問免除と権利関係合わせて10点取れば40点に到達します。

宅建業法と法令上の制限をいかに完璧にできるかが、合格のカギとなり、これらの分野は過去問から繰り返し出題されています。

私は、ウォーク問を5周以上しました。

加えて、間違えた問題のみを厳選して、さらに5周しました。

実際に私が試した具体的な方法については、以下の記事をご参考ください。

ウォーク問だけで宅建40点以上取った使い方を徹底解説

宅建独学で、目標とすべきは時間ではなく、模試の点数

よく模試の点数は気にするな、といいます。

しかし、模試の点数は気にするべきだと私は思います。

この模試で45点を取る!ぐらいの気持ちで勉強をしておくと、良いと思います。

また、模試は1週間間隔などの間隔で受けることをお勧めします。

1回目受けた時に弱点だった分野を補強して2回目を受ける。

2回目受けた時に弱点だった分野を補強して3回目を受ける。

・・・

といったように、弱点を繰り返し補強することで40点以上に到達することが可能です。

私は1度目の受験の時、色んな出版社が出している模試を手当たり次第受けていましたが、これはあまり良くなかったです。

問題がこんなの絶対でないだろう、、、というものも多く、実を結びませんでした。

2回目受験の時は、LECさんに絞って演習を行なっていましたので、模試もLECの直前パックというものに申し込みました。

LECの模試は、変な問題もありますが、割と的を得ていると思いました。

権利関係は、あまり気にしなくていいですが、宅建業法と法令上の制限を完璧にする目標を立てると良いでしょう。

満点は正直難しいですが、模試の段階から高い目標を目指しておくことで、本試験で多少ミスしたとしても、余裕を持って合格ラインを超えることが出来ます。

申し込み時期に注意!

模試は、会場受験をオススメします。試験慣れしていない場合、周りに人がいながら問題を解く環境に慣れておく必要があります。

そして、会場受験の締め切りはコロナの影響もあり、早めに締め切られることもあります。

LECは0円模試があったり、直前期の模試も充実しているので、私はとにかく模試を受けました。

常にサイトをチェックしておくことをオススメします。

LEC東京リーガルマインド

独学の時には、焦らないことが大切

焦るな!と言われても難しいですよね。

特に短期合格を目指す方は焦ってどんどん先に進みたい気持ちもわかります。

私も1度落ちた時は絶望しましたし、もう後がない、という思いでそこから必死に勉強方法を改善しました。

今思えば、1回目は焦っていました

例えば、Youtubeの全範囲を2倍速で聴きながら、他の作業をして、勉強した気になっていました。問題も解かずに頭に入るわけないですよね。

これは、私が常に何かしておかないと不安だったため、焦っていたのだと思います。

それよりも、冷静に、すべての隙間時間を宅建に充てる、ぐらいの気持ちで取り組んでいくといい結果も出るのではと思います。

Youtubeは倍速ができますが、いきなり倍速にするのはオススメできません。

オススメは、まず過去問を解いてわからないところがあったら、その分野を集中してみることです。

例えば、借地借家法が分からない→Youtubeを見て理解を深める→再度過去問を解く→Youtubeをみて理解を深める、といったフローです。

ただし何でもかんでもYoutubeを見るわけにはいきませんので、私が実際にお世話になっていたYoutubeチャンネルもご紹介しておきます。

【厳選】宅建独学におススメYoutubeチャンネルと活用方法

まとめ

以上、勉強時間ではないゴールを作ることの大切さを解説してみました。

独学の敵は、遠回りをしてしまうことです。

時には遠回りも必要ですが、やはり一発合格を目指したいですよね。

宅建に挑戦するということは、自分を大きく変えるチャンスでもあります。

ぜひ、本ブログも参考にしていただき、合格を勝ち取っていただきたいと思います。

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