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宅建試験は、独学でも合格が可能な試験です。
しかし、落ちる人には共通点があります。
かくいう私も、1度目でそのパターンにハマり、結果は2点足りずに不合格。
徹底して敗因を分析した結果、翌年の試験に40点越えで合格することができました。
宅建試験は、国家資格なので、受かるにはそれなりの努力が必要です。
簡単に取れるよ、という人ほど資格を持っていなかったりします。
そこで今回は、私が一度目の試験になぜ落ちたのか?
落ちる人にはどのような共通点があるのか?
を語っていきたいと思います。
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目次
宅建に独学で落ちたときに私がしていたこと
まず、私が宅建に落ちた理由は、次の1点です。
具体的に解説していきます。
宅建を独学で行うときに、重要なことは正しい方向性の努力をすることです。
私は、1度目の試験の時に10月の試験を受けましたが、勉強を開始した時期は6月でした。
割と勉強を重ねたのですが、結果は不合格。
振り返ると、そこには理由があり、そして不合格になる人の共通のパターンだったのです。
実際に私がしていたことは以下の通り。
- 色々な通信講座・問題集に手を出す
- 色々なYoutubeを見る
- よくわからない模試を受ける
- 問題を解く時間を意識しなかった
- 過去問を点で追っていた
これら5つが私が試験に落ちた要因であったと感じています。一つ一つ見ていきましょう。
色々な通信講座・問題集に手を出す
宅建を独学で受けるときに、一番気にしないといけないこと。
それは、色々な通信講座・問題集に手を出すことです。
おそらく、多くの独学者が、一番最初にすることといえば、宅建の初心者本のようなものを読むことだと思います。
しかし、これは多くが身につきません。なぜなら、楽な学習方法だからです。
「宅建」とGoogleで検索するだけでも、無数に教材があるので、どれがいいか最初は分かりません。
私が不合格の時に買ったものは、以下のようなものです。
- A社の動画教材通信セット
- 漫画でわかる宅建セット
- B社の問題集
- C社の10年分過去問集
宅建は範囲が広く、反復練習がキモになるので、一つの教材を繰り返しするべきだったのです。
手当たり次第に新しい教材を買っている方は、落ちる兆候です。
今すぐ一つの教材に集中しましょう。
私の結論ですが、ぶっちゃけ大手の教材であればどれでもいいです。
あえて絞るのであれば、王道は、LECかTACさんだと思います。
買うべきものは、問題集とテキスト。これだけでOKです。
私は、合格した年は、LEC出る順ウォーク問のみを使いました。
▼合格テキスト
▼合格過去問
実際の使い方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▼関連記事
ウォーク問だけで宅建40点以上取った使い方を徹底解説手当たり次第に、新しい教材を買うこと!これはやめましょう!
色々なYoutubeを見る
先程の話と近いかもしれませんが、色々なYoutubeを見ることもあまりお勧めしません。
ここには大きな落とし穴があります。
宅建のYoutubeというものは、令和時代から多く増え続け、有名なYoutuberが何名かいます。
その際に、以下のようなことが、噂されていました。
こんなに、良いコンテンツがたくさん増えたら、受験者のレベルが上がって、点数も40点を超えてしまうのでは??
現にその結果、令和2年で38点という史上最高点が出ました。
しかし、Youtubeはみてわかった気になるので、わかりやすかったとしても、自分で問題を解かないとインプットされないのです。
その次の年は、大幅に点数が調整され、34点合格となりましたが・・・
手を動かすこと。
これしか方法はありません。
思い当たる方は気をつけてみてください。
よくわからない模試を受ける
これは、どういう意味かと言いますと、手当たり次第に模試を受けるのはやめましょう、ということです。
私は、1回目の受験の時、模試を受けようとしたら、模試の締め切りが終わっていたこともあり、よく知らない専門学校が行っている模試を受けました。
結果的に、それがよくなかったのですが、問題が試験に絶対出ないようなものばかりだったので、直前期に焦って手を広げる、という負のスパイラルに陥ってしまいました。
そのため、模試を受けるポイントとしては2つ。
- 自分がこれまで、慣れ親しんできた教材を発行している予備校などの模試を受ける
- 模試は「民法以外」を中心に、理解できているかをチェックするツールとして使う
宅建の模試は、民法が必ず出るものかどうかもわからず、勉強のコスパが悪いです。
その分、特別法の「区分所有法」「借地借家法」「不動産登記法」はしっかり勉強しておいた方が良いですが、それ以外を固めておくと、40点以上に到達することが可能な試験です。
そのため、模試は基礎固めのために使い、特殊なことをしない。
これをするためには、自分が慣れ親しんでいる教材の模試を受けることがベターです。
これは後から気づいたことです。
それが、出るか出ないかは、試験慣れしていないとわかりません。
問題を解く時間を意識しなかった
さて、宅建試験は2時間で50問を解く試験ですが、時間配分を間違えると回答が間に合いません。
私も1度目に民法を解いている途中で時間切れになってしまったため、時間配分は必ず実践模試などで練習しておきましょう。
そして、常に「時間を意識して問題を解くこと」。
これは直前期の調整でも十分間に合いますが、時間配分を甘くみて試験に臨むことはやめましょう。(私のことです)
詳しい時間配分方法は、以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。
▼関連記事
宅建試験の時間配分を解説!私はこれで合格しました。過去問を点で追っていた
また、これは落ちる人の共通点としてよく聞く話ですが、過去問を点で追うことです。
過去問を点で追っているかどうかを図る目安があります。
それは、過去問は正解するけれど、正解の理由が言えないということです。
よく問題集を10周した!という人がいますが、重要なのは周回数ではなく、どれだけ密度の濃い回答ができるかです。
私が点で追っていたときの具体的な行動としては、回答に対する理由づけを忙しいので、なんとなくテキストやYoutubeでさらっと追っていたことが挙げられます。
そうならないためにも、わからない点があれば、わかるようになるまで、何度もとく。
人に説明できるように、ブログやツイッターでアウトプットする方法もおすすめです。
宅建に落ちる人の共通点まとめ
最後に、まとめですが、宅建に落ちる人の共通点は、冒頭でも述べた通り、教材を1つに絞らないことです。
正直、教材はどれを使っても同じです。
私も、1年目は、通信教材を買って、TACさんを買って、違うところの物を買って、とバラバラで、どれも中途半端でした。
2年目はLECさんの教材のみに絞りました。
重要なことは、どれを使うかではなく、どこまで徹底できるか。
不安な気持ちはわかりますが、是非応援しております!
2023年の受験を考えられている方はこちらもご参考ください。
独学?通信?通学?解説しています。
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