こんにちは、不動産のOTOMOと申します。
私は、2021年の宅建試験に合格しました。
勉強方法は、独学。
しかし、これは2回目の結果。
1度目は過去最高点の38点の年にあたり、
わずか2点、されど2点。
・・・
コロナウイルス感染拡大により、前代未聞の年2回試験が行われた年です。
私は、結果的に独学という選択肢で勉強を開始しましたが、一番最初に、独学で合格した人の体験記や方法がまとまっている記事やサイトがあればなあと思っていました。
そこで、今回この記事に情報を集約して、作ってみました。
是非、ご参考になればと思います。

不動産業界で働きながら、不動産専門ブログを運営しているOTOMO(@zebrakun24)が解説します!
管理人のOTOMOは、現在不動産会社で売買営業・管理・土地開発等を幅広く経験しています。
独学で目標を定めて勉強することが得意になり、宅建試験にも独学で合格することができました。
しかし、私は1回目の試験に2点足らずで不合格になっています。その後、宅建試験を徹底的に研究し、その翌年に40点越えで合格できました。この経験は独学で勉強をされる方のお力になれると思っています。
筆者の実績は以下の通りです。
・不動産業界未経験で、2回目の宅建試験に独学で合格

・直前の大手予備校の模試で46点以上を連発。全国模試で2500人中11位

・社会人として電車勤務し、小さな子供のいる中で勉強時間を捻出し、合格。
・自身で経営経験・マネジメント経験もあります。
目次
宅建を受けた方がいいか迷う方へ
まず、この記事をお読みいただいているということは、宅建試験になんらかの興味を持たれていることと思います。

受験してみようかなと思うけど、勉強法は何にするか迷う....
という方もいれば、

今年はなんとしても宅建試験に合格したい!
など、置かれている環境や立場で状況も様々だと思います。
ただ、経験者から言えることとしては、受験を考えられた方は、是非挑戦されることを強くおすすめします。
宅建受験をする方は、多くは社会人の方だと思います。
私も社会人として合格しました。
正直、試験を受ける前は、勉強もなかなか続かず大変でした。
それこそ、毎日のお酒も楽しみでしたし、朝の通勤も、勉強ではなく、他のことをやりたいと思っていたり。
そんな私が、今では、このブログを運営できたり、宅建合格後に行政書士にチャレンジするために、1日3時間当たり前のように勉強したり、しています。
これは、全く苦ではありません。
これは、ポジティブな状態で、自然と自分のレベルが上がり続ける状態に入ります。

ハミガキみたいな感じです。
このゾーンに入ると、無敵になれます笑
これも全て宅建試験を経験したからこそです。
もちろん結果も大事なのですが、宅建に挑戦すること自体、ものすごく価値があるものです。
私自身、これは胸を張って言えることです。
私が宅建をとって人生が変わった、と言えるまでの物語
>>宅建で人生は変わる。独学で合格した話。不動産未経験。
宅建試験の概要
宅建試験は、毎年1回の試験です。
令和2年・3年は10月、12月と試験がありましたが、どちらかに割り振られるので、実質1回です。
なんとしても早めに受かりたいですよね。
私も受からざるを得ない状況で、また1年勉強か・・・と思った時はショックでしたが、結果としては知識がかなり深まったので、よかったです。
さて、そんな宅建試験ですが、まずは敵を知ることが大切です。
マークシートで4つの選択肢から選ぶ。
ここまで知っている方は多いと思います。
簡単だと思いますよね??
私もそう思って油断して、落ちました。
宅建試験は、国家資格の中では簡単と言われますが、毎年18万人も落ちている人がいるのです。
でも、きっちり対策を練って本気でやれば受かります。
そう、本気で!挑む必要があります。
過去10年分の推移を知って、宅建試験を知りましょう。
>>【2022】宅建の合格点は結局何点とれば良いか?過去10年分のデータから分析

宅建試験はいつから、どのように始めるべきか?

宅建試験の内容は分かったけれど、どの方法がいいかわからない。
このように思われる方への、私のおすすめはズバリ独学です。
これには、根拠は幾つかあるのですが、一番は冒頭でお話ししたハミガキ化にあります。
試験には、色々な手段があり、通信講座や予備校があります。これらは、確かに効率がかなりいいです。
しかし、高いですよね。
それだけの価値があるので、それ自体を利用することを否定するのではありません。
では、何が問題か?
ということです。
結構よくあるのが、教材は買ったはいいもののやらなくなった。というパターン。
はい、私のことです。
その時は、教材がまとまっている方が良いと思い、通信講座を選択したのですが、結果的にそれは使わなかったですね。
何が言いたいかと言いますと、まずは自分で少しずつ情報を集めることと、継続してみること。
その上で、やっぱり通信や専門学校がいい!と判断した時に申し込めば良いと思うのです。
まずは、自分で問題集を買ったり、Youtubeを見たりして情報を集めるところから。
いきなり高額商材を申し込む前に、ハミガキ状態を目指してみてください。
宅建試験のスケジュール組みについて
>>【2022】宅建独学の勉強はいつからはじめるべき?期間別攻略法を合格者が解説
独学で勉強をする時の注意点について
>>宅建合格に必要な勉強時間は300時間はウソ?鵜呑みにすると失敗します【独学経験談と対策】
宅建独学の具体的な勉強方法
私は、独学で受かったので、独学のお話がメインになりますが、ここで具体的な方法を紹介します。
独学で大切なことは、教材を1つに絞ることです。
教材を1つに絞るとは、例えば一つの専門学校が発行している問題集やテキストを使う、ということです。
途中で目移りして、教材を変えてしまうと、それまでの積み重ねが水の泡となってしまうことがあります。
この辺りは十分に注意したいところです。
私はウォーク問というLECさんの教材を利用しました。こちらに参考記事を乗せておきますので、ご覧ください。
教材は違っても勉強法はご参考いただけるかと思います。
また、どうしても理解できない部分もあると思いますので、そこはYoutubeを見るなどして補っていました。
ウォーク問の使い方
>>ウォーク問だけで宅建40点以上取った使い方を徹底解説
おすすめのYoutube
>>【厳選】宅建独学におススメYoutubeチャンネルと活用方法
また、宅建試験は法律の試験です。
そのため、法律に慣れていないと「なんじゃこりゃ」という言葉がたくさん出てきます。
そんな時は、先程のYoutubeを見たり、スマホで調べたりすることでイメージを掴むことが重要です。
私も、実際に調べながら、勉強を進めていました。
特に、私は不動産実務の経験もありませんでしたので、イメージを掴むのに苦労しましたが、それを記事に、なるべくわかりやすくまとめてみました。
ぜひ、このブログも活用していただけたら嬉しいです。

上記のリンク先にない分野を解説してほしい、というリクエストがあれば、お気軽にご連絡ください♪
宅建独学の直前期に必ずやっておきたいこと
宅建試験が直前期に近づいてくると、模試は絶対に受けた方がいいです。
宅建試験は2時間で50問を解くのですが、慣れていないと時間がかかります。
私は、1度目、この時間配分に失敗して、試験に落ちました。間に合わなかったのです・・・
そんな私の失敗があるからこそ、お伝えできることは時間配分をとにかくこだわる!ということです。
今直前期にない方は、あーなんかあんな記事あったなあ、というレベルぐらいでいいので、また直前期になったら、以下の記事も合わせて参考にしていただけると嬉しいです。
この訓練を怠ってしまうと、合格率が下がってしまいますので。
時間配分と模試の受け方
>>宅建試験の時間配分を解説!私はこれで合格しました。
いよいよ1週間前!
>>宅建合格者が語る1週間前にやってよかったこと・やったらダメなこと
宅建独学合格に向けてのメッセージ
以上、宅建試験の独学で必要なことをまとめてみました。
宅建は素晴らしくコスパの良い資格です。
繰り返しになりますが、是非チャレンジされることをお勧めします。
日本では、失敗することに対してネガティブな印象を持たれがちです。
しかし、失敗しなければ、何も始まりません。
私は、これまで失敗続きの人生ですが、宅建試験に挑戦したことで、自分自身も新たな道が開けました。
その意味で、宅建試験という機会にとても感謝しています。
不動産の仕事につかなくても、法律の知識は必ず役に立ちます。
私は、宅建に合格し、法律を学ぶ面白さと自分の新しい可能性に向けて、新たに行政書士の試験に2022年、挑戦するつもりです。
是非、一緒に頑張りましょう!!!
ご質問などはお気軽にご連絡ください♪
