【実体験】宅建を取って不動産業界に転職した話

みなさんの中で、これから不動産業界に転職しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

8年前の春頃、私も同じようなことを考えていました。

不動産業界に入る前は、飲料メーカーの営業として約7年間働いていましたが、会社の存続が危ういことを知り焦りました。

これからの時代は「手に職だ」と勝手に思った私は、何か資格を取ろうと考えて「宅建士資格」の勉強を始めました。

もちろん不動産業界は未知の世界。

しかし、家族を養っていかなければいけないという使命感で毎日勉強し、資格を取ることができました。

せっかく資格を取ったから使うしかないと思い、思い切ってこの世界に飛び込みました。

今回は、これから不動産業界への転職を考えている方や不動産業界に興味がある方のために、未経験で不動産業界に入った私の実体験を交えて、不動産業界に入ったきっかけや不動産業界に入ってよかったことなどをご紹介します。

多くの方に、不動産業界の魅力を知っていただければうれしいです。

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今回は、実際に宅建をとって未経験で、不動産業界に入られた方に記事を書いてもらいました!

宅建を取って不動産業界に入った理由

まず初めに、なぜ私が数ある仕事の中で「不動産業界」を選んだのかというきっかけから説明していきます。

宅建資格を活かしたかった

宅建を取得したものの、このまま飲食メーカーの仕事を続けていては「宝の持ち腐れ」になると考えていました。

そこで、思い切って転職しようと考えて不動産会社の面接を受けることに。

しかし、30歳で未経験の私を、不動産会社が採用してくれるわけもなく、書類選考では見事に10社から不採用通知が…。

これにはさすがに落ち込みましたが、諦めることなく挑み続け、ようやく地元の小さい不動産会社に拾ってもらえました。

営業には自信があった

昔から人と接することが好きで、飲料メーカーの営業でも成績は良い方でした。

しかし、飲料メーカー時代の営業相手は、田舎の高齢者の方がほとんど。

営業というよりは「田舎に帰省した時に、おばあちゃんやおじいちゃんと楽しくおしゃべりする感じ」でした。

おしゃべりは好きだったのですが、どこか物足りなさを感じていて、営業力を活かした仕事をバリバリやりたいんだ!という強い気持ちになっていました。

独立の夢がかなう業界だったから

大学時代、経営学を専攻していたこともあり独立や起業に興味がありました。

調べてみると、不動産業は宅建士の資格があれば独立して宅建業を営むことができるとのこと。

この業界なら昔からの夢を叶えることができると確信しました。

不動産業界に入る前までは私自身、どこか自信過剰になっている部分がありました。

しかし現実はそう甘いものではなく、転職したての頃、とても苦労したことを今でもはっきりと覚えています。

不動産業界で味わったピンチ。今までの営業スタイルが通用しない

不動産業界で味わったピンチ

転職したての頃、「今までの営業実績があるから、この業界も案外いけるかも?」と安易な気持ちでいました。

しかし実際に不動産営業をしていく中で、今までの実績や経験が全く通用しないことに気づきました…。

ここでは、私が実際に経験した不動産営業の特徴や、不動産営業をうまくやっていく方法を紹介していきます。

飲料メーカーの営業と全く違う

飲料メーカーの営業は、既存のお客様に商品を納品・販売したり、新規の飛び込み営業で商品を買ってもらう仕事でした。

飲料商品の営業では「味が薄くておいしくない」とお客様に説明してしまうと売れないため、その商品の良いところしか説明しない営業スタイルでした。

しかし、その方法は不動産営業で通用しませんでした。

不動産は1つ1つ違うものなので全く同じものがあるわけではありません。

私は最初のころ、物件の良いところばかりお客様に説明して、悪いところやデメリットは説明しませんでした。

すると後日、「雨漏りがあった家だったとは聞いていない。契約を白紙にしたい」「ベランダによくハトがきて糞がすごい。なぜ最初に言わなかったんだ」など、トラブルになってしまいました。

不動産の営業は物件の良いところや悪いところを最初に説明して、納得してもらった上で契約をする流れなのだということを身をもって体験しました。

商品を売るのではなく自分を売る

飲料メーカー時代は、「商品」を売ることに力を入れていました。

そのため、商品が売れた後はお客様との会話をできるだけ早く切り上げて帰ることだけを考えていました。

効率性を考えるあまり、「時間の無駄」だと思っていたのです。

しかし、不動産営業は違いました。

最初のころは、物件の特徴や物件の話しばかりしていました。

そのため、お客様がどんな考えで物件を探しているのかや、どんな思いで物件を売却するのかなどのヒアリングが全くできず、信頼関係を作ることが出来ていませんでした。

すルト、物件の売却を任せていただけなかったり、成約までいくことがありませんで。

自分なりに色々調べたり先輩に相談したところ、お客様との信頼関係が全然作れていないことに気づいたのです。

やり方を変えて、物件の話しをするよりもお客様とのコミュニケーションをとることにしました。

するとお客様との仲がだんだん深くなり、プライベートの話しや家族の話しをする仲に。

その結果、「あなたは信頼できるから任せるよ」「あなたが紹介してくれるから安心できるよ」と言ってくれる人が増えていきました。

不動産営業は、物件のアピールよりもお客様の「不安解消」が必要なんです。

不動産業界に入ってよかったこと

不動産業界に入って良かったこと

ここまで書いた内容を見ると、「不動産業界て大変そうだな」と思われる方もいるかもしれません。

最初は確かに大変ですが、私が経験する中で不動産業界に入ってよかったと感じることが多いのです。

ここでは、私が体験した不動産業界に入ってよかったことをいくつか紹介します。

こんなに良いことがたくさんあるんです。

年齢は関係ない

会社によって採用する年齢の制限はありますが、基本的に不動産の仕事は何歳になってもできます。

70歳や80歳でも仕事をしている方はたくさんいますし、宅建資格があれば、会社を定年退職したあとに独立して仕事ができます。

資格があれば十分に活用できる

近年では宅建士不足の会社も多いため、宅建士を募集している会社は多いようです。

宅建の資格があれば、未経験でも不動産会社で働けるかもしれません。宅建士資格は是非取得することをおすすめします。

資格がなくても大丈夫

宅建の資格を持っていなくても、採用された会社次第では、参考書費用やスクール費用を補助してくれる会社もあります。採用後、頑張って資格を取るのも良いでしょう。

未経験でも仕事はすぐ覚えられる

私のように、30歳未経験でも仕事はすぐに覚えることができました。

専門用語や法律用語を覚えたりしますが、先輩が実際に営業に同行してくれたり、日ごろの業務の中で自然に身に付いてきますのでご安心を。

稼げる

なんといっても不動産業界の魅力の1つが、扱う金額が大きいため稼ぐことができるというところです。給料が、一部歩合制の会社が不動産業界には多くあります。

そのため1件仲介して契約をしたら数パーセントのインセンティブをもらえるので、契約をすればするほど給料が潤います。

例えば、仲介手数料が100万円だとして、10%のインセンティブなら10万円が会社からもらえます。

これを月に3件行うと給料+30万円の報酬がもらえます。お金を稼ぎたい方は、歩合制の会社を選ぶようにしましょう。

将来は独立できる

ある程度経験を積めば、自分で独立して不動産会社を経営することも十分に可能です。

もちろん資格があれば未経験でも独立することはできるので挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

色々な可能性があるこの業界は、とても魅力的ですよね。

不動産業界に未経験で挑戦したいあなたへ

いかがでしたでしょうか。

今回は実際に未経験で不動産業界に入った私の実体験を交えながら、不動産業界に入ったきっかけや不動産業界に入ってよかったことなどを紹介してきました。

飲料メーカーで働いていたころは、会社がなくなるかもしれない恐怖と妻と子供を養いながら住宅ローンの支払いもあり、不安な毎日を過ごしていました。

しかし、思い切って決断し、不動産業界で働くことができて、とても良かったと改めて感じています。

この業界は、人生が変わると言っても過言ではないと私は思います。

この記事が、不動産業界への転職を迷っている、当時の私のような方の背中を押すことができれば幸いです。