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自分なりの不動産DX。原点を思い出した事例共有会

Xで話題の「地面師たち」をネットフリックスで見ました。めちゃくちゃ面白い。この事件が書かれていた書籍も読みましたが、引き込まれ具合がハンパないです。(語彙力)

さて、先日7/24(水)事例共有会で地場不動産会社のDXをテーマにお話しさせていただきました。

自分なりの不動産DXとは

今回は地場不動産会社でDXした体験談をテーマに1時間お話ししました。

業種や事業の規模、前提となる環境は違うため「これをやればうまくいくノウハウ」ではなく、「こんなことを実行したら結果につながった」ことをまとめました。

私は不動産業界に入って5年目になります。入った会社はいわゆる免許番号が2桁の地場不動産会社です。当初は自分の知識や実力のなさから思った通りの結果を出せず、毎日悔しく思っていました。

悔しさをエネルギーにして、進んできたような気がします。特に不動産の知識はゼロ、土地勘もゼロ、人よりも遅いスタートでしたので、人一倍働いて、創意工夫を重ねないと自分の居場所を作れないと考えていました。

その過程で取り組んできたことが今非常に良い経験として生きていますが、もう一度あの頃に戻って同じ取り組みができるか?はおそらく出来ません。

DXといえば難しく聞こえますが、大企業と中小企業でも取り組みは当然異なります。その中で自分なりのDXを実現していくには、なりたいゴールを決めて、現場でもがくしかないと考えています。

しかし実際に現場で実践した人、どんな壁があったのか、そのような事例は多くは出てきません。

そこで、似たような境遇で困っている人がいれば、自分の経験から伝えられることがあるのではないか。そんな想いを持ってお話しさせていただきました。何か少しでもお役に立てたら嬉しいです。

ちなみに、私が過去励みになっていたのはウチダレックさんの事例です。似たような環境があり、その中で挑戦されている会社さんの事例を知ることで勇気をもらっていました。

▼週休3日をDXで実現 鳥取県米子市の不動産会社の挑戦

また、明治クッカーさんのYoutubeでもGoogleスプレッドシートの実務での使い方が解説されています。

予算をかけずにできる仕組みの作り方など、DXのヒントがたくさんあるので、ぜひご覧ください。

▼明治クッカーさんのYoutube

自分が経験したから言えること

事例共有会が終わった後の名刺交換禁止会にて、業界の大先輩からお声がけいただきました。

「昔、私も同じようなことをやったことがありましたが、その時は会社にパソコンもなかった。パソコンを買いに行くことからはじめました。昔を思い出しました。」

と、共感してもらって嬉しかったです。

DXという言葉の文脈では、どんなSNSをやるべきか?どんなツールか?予算は?の議論になりがちです。

しかし、大きな変革を目指すよりもまず「自分という人間を信頼してもらうための行動」が土台にあります。例えば誰よりも朝早くくるとかきちんと挨拶するとか、小さな約束や時間を守るといったことなど。

その上で、「小さく費用をかけずにできること」をひたすらコツコツ積み上げて、理想の形を実現していくこと。それが私にとってのDXで、今回で言えばGoogleスプレッドシートやPRという手段でした。

また、資料を作る際に超初期に書いたnoteを読み返しました。日付は2021年1月5日、今のブログの構想もありません。

あまり思い出したくない過去ですが、当時は相当悩んでいたこと、自分の思いを発信することで気持ちを保っていたのだと思います。情報発信の始まりは、ポエマーでした。

不動産業界もnoteもブログもTwitterも、元々全くのゼロから。

それでも行動すれば現状は変えられる!と、言えるようにしたい。

それが自分の人生のテーマであり、自分との戦いです。

努力が必ず報われるわけではありませんが、行動を止めると前進も無くなります。うまくいかなくて当たり前、その中でうまくいくためには何を改善すればいいか?目標を立てて行動して改善、ひたすらこの繰り返しです。

改めて、ありがとうございました!

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