【特集記事】不動産ビジョン2030から読み解く業界の未来

不動産会社に転職してよかったと実感する8つのこと【食いっぱぐれはない】

転職検討者
転職検討者

不動産会社への転職って実際どうなの?ブラックってよく聞くけど大丈夫?

印象あまり良くない業界だよね

私自身、30歳の時に不動産会社に未経験で転職しましたが、業界に転職する前にはこう思っていました。

私は、業界何十年といったベテランの不動産屋ではありませんが、他の様々な業界・ビジネスモデルを見た結果、不動産業界の無限の広がりに驚き、不動産業界に来てよかったと思って働いています。

もちろん、収入を上げたい!スキルをつけて成長したい!という点も十分に達成できますし、結論として長い目で見て、食いっぱぐれないと、私自身や、周りのベテランプレイヤーを見てもそう思います。

不動産業界は、転職や起業で自分自身の価値を上げ続けることができる、素晴らしい業界です。

この記事では、私が不動産業界に来て良かった、と感じることを実体験を交えて解説していきたいと思います。

この記事の権威性

しまうまふどうさん
しまうまふどうさん

20代で広告・WEB・アパレル・飲食など様々な業界を渡り歩き30歳未経験で不動産業界に転職した私だからこそ伝えられることをお届けします!

不動産業界の仕事は無限にある

不動産業界、というと町の不動産屋を思い浮かべる方は多いかもしれません。

しかし、世の中には実に様々な職種があります。

  • 不動産営業(売買)
  • 不動産営業(賃貸)
  • 不動産開発業
  • 不動産管理業
  • 不動産貸家
  • 不動産テック関連

など、これらはお互い絡み合っていることもあり、貸している物件を売る、というように賃貸・売買は絡んできますので、綺麗に切り分けが難しい場合もあります。

不動産会社に興味を持った時には、自身が目指す方向をどこにするか、をまずは考える必要があります。

職務内容や複雑さは違いますし、どの領域を目指したいのかでやることも変わります。

しかし、私もそうでしたが、とにかくまずは不動産業界へ、という話であればまず不動産売買仲介の営業をおススメします。

私も不動産売買仲介を未経験として始めました。

なぜかというと、理由は2つあります。

  1. 売買の方が、重要事項説明書や契約書の作成が複雑なため
  2. 仲介は、買主・売主あらゆるエンドユーザーに関わる

まとめると、学びが多いので応用が効くという点です。

賃貸は、金額も小さいため、契約書や説明事項も売買ほど複雑ではありません。

不動産は「権利」を扱うものになり、売買では所有権移転抵当権設定といった権利が発生したり、移転したりという場面にも立ち会うことができます。

これは、司法書士の先生銀行さんと一緒に仕事をする、と言い換えてもいいかもしれません。

賃貸は、あまりこういう機会に立ち会うことがありません。

最初から難しいことにトライする方が後々、色々な業務へも挑戦することが出来ます。

そのため、最初は売買仲介をおススメします。

もちろん、最初は大変なことがあります。何とか最初の3か月を乗り切る事が大切です。

【実体験】30代未経験で不動産業界に転職した私の話

食いっぱぐれない

よく何十年後になくなる仕事は?という議論がされますが、私は不動産に関する仕事はなくなることはないと考えています。

なぜなら、「不動産がなくならない」からです。

不動産とは、具体的には「建物」や「土地」のことを指します。

これらがある日突然なくなる事は大規模火災が発生しない限りありません。

そして、これらには「権利」がついています。

現場ベースでは、オンライン内見で人手がいらなくなったり、オープンハウスなどにも人手がいらなくなったりと、人が削減されることはあると思いますし、これは効率化される分野でしょう。

しかし、不動産がなくならない以上、常に周辺産業が生まれ続けます

その時に、前章で述べたように、難しいことにトライして自分自身にスキルがあれば、どこかの分野で需要は生まれてくると思うのです。

注意点

裏を返せば、物件を案内するだけ作業をするだけ、といった部分は機械にとって変わられます。実際に現場でも、仕事がない人はそのような人ですので、その点を意識しておく必要があります。

商売の基本を学ぶことが出来る

商売は安く仕入れて、高く売って利益を出す、ことが基本です。
不動産は、まさにその一連の流れを体感できます。

  • いくらで仕入れるのか?
  • どの程度リフォームをかけるのか
  • いくらで販売するのか?
  • 利益率をいくらで設定するのか
  • 広告費をどれだけかけるのか

など、会社にもよりますが、一人で仕入れから販売・広告などに携われることは貴重な経験だと思います。

これらを組み立てて、営業を行います。

この物件を安く仕入れると、この土地は需要があるので、高く売れるはずだ。

そのためには、リフォームに費用をかける必要があるから、仕入れ価格は、この計算で行こう。

売主さんには、このように説得をする必要があるな。

競合他社よりも魅力的な値段を提示しなければ・・・

といったように、商売の基礎となる思考を学ぶことができます。

私は中小のデベロッパー経験がメインですが、某大手流通会社出身の先輩に聞くと、売上や広告費の比率まで、個人ベースで把握するとのことでしたので、他業界の大手企業では、なかなかそこまで管理することはないのではと思います。

会社でやっていくにせよ、将来自分でやっていくにせよ、商売の基本を学ぶ、ということは確実に自分のスキルにもなりますし、市場価値も高くなります。

多くの人に影響を与える

例えば、私の前職の一つに、WEBサイトを作成する仕事がありました。

この仕事は受け手と買い手とだけで完結することが多いです。もちろんデザイナーやプログラマなどの人が動くことはありますが、不動産では比べ物になりません。

不動産が一つ動くとなると、多くの人が動きます。

  • 売り手さん
  • 買い手さん
  • 不動産会社

はもちろんですが、

  • 登記を移す場合にお願いする司法書士の先生
  • ローンを頼むときにお願いする銀行員の方
  • 中古物件の場合にリフォームをお願いするリフォーム屋さん
  • 新築物件を建てる時の建築業者さん
  • 建築をする大工さん
  • 引っ越し屋さん

など様々な職種の方に効果が波及します。

その出発点を創る事に自らが携わった、と考えるとその感動も大きいものがあります。

さらに、土地を分譲した場合は、そこに町ができ、暮らす人々の住生活に影響を与え、新たな命が生まれることもありますから、長い時間がかかるものの、他の仕事では味わえない醍醐味があります。

動く金額が大きいと、その分自分の影響力も大きくなる。

これも影響力のある仕事をしたい、大きい仕事をしてみたいと考える方にとっては、一つの魅力だと思います。

稼げる(利益率が良い)

一般的な業界では、年俸制や固定月給制といったところが多いと思います。

しかし、不動産業界は扱う案件により、金額が大きく異なります。

100万円の物件もありますが、1,000万円の物件、1億円の物件もあります。

例えば、1億円の物件を仲介するとなれば、手数料上限が3%+6万円ですから、1億円の物件を売り手と買い手を仲介するだけで、約600万円の売り上げが立ちます。

しかも仕入れがないので、粗利益になります。

仲介であれば、フローの収入になりますが、自ら貸主・大家業になることで、ストックの賃貸収入を目指すこともできます。

この賃貸収入については、「確実な収入」として手堅いビジネスモデルです。融資を引っ張ってアパートを建築し、賃貸する、といったことも可能です。

よくいきなり不動産投資をしようとする方もいますが、不動産業界での経験があるかないか、で大きく変わります。

金額が大きいほど、案件が増えるほどトラブルも増えますが、自分の行動次第で稼ぎに直結する、稼ぎたい方にはうってつけの仕事だと思います。

その分、業績が上がらないと給料が低いままといった場合もあります。私も最初はこの壁に苦しみ、生活が厳しかったです。

しかし、不動産業界は顧客が積み重なっていきますので、一発の山を狙うのではなく、コツコツと継続することで、お客様の信頼も強くなり、紹介なども増えてきます。

実生活に役にたつ

家を買うか・借りるか

これは永遠のテーマです。

この議論がなぜテーマになるかというと、不動産のことがよくわからないためだと思います。

この問いに対する答えは、その人の人生の目的による、という結論ですので、人により答えは異なります。

このような実生活に直接結びつく疑問についても、不動産業界で働いていると、自ずと理論立てて考えられるようになるのです。

  • ローンの組み方
  • 物件の転売
  • 空き家になった時の処理の方法
  • 所有権の移転の仕組み
  • 仲介手数料の値引き方
  • 余計なオプションをつけない

など、これを知っているだけでも、数百万円を削減できることもあります。

言い換えると、数百万円分得したに等しい、といえるのではないでしょうか。

加えて、宅建の勉強などもすることになると思いますので、この宅建も実生活に役立つ知識を学べます。

民法であったり、法律の知識は必ずや実生活に活きてくるでしょう。

転職や起業に有利

不動産会社で、宅建業を行っている会社には宅建士が必須のスキルです。

なお、不動産業と宅建業は別の概念ですが、宅建業法に該当する宅建業を行う不動産会社においては、事務所に5人に1人以上の専任の宅建士を置かなければなりません。

仮に、10人の従業員がいる会社では2人の専任の宅建士が必要になります。もしその内の一人が離職すると、その会社は2週間以内にその1名を補充しなければなりません。

でなければ、宅建業法に違反することになります。

そうなった時にどうでしょう。

あなたが、宅建持ってます!といえば、会社は喉から手が出るほど欲しい人材となります。

宅建をとるには、もちろん費用も時間もかかりますが、それだけで大きなアドバンテージになります。

余談ですが、社長が宅建士資格を持っておらず、会社の後任を探していたが、たまたま宅建士資格をその会社で1人しか持っていなかったので、その人が自動的に社長になった、という知人もいます。

加えて、資格手当も付きます。会社によりますが、月1〜3万程度です。

宅建士はコスパが良い資格なので、持っておいて損はありません。

【2022】宅建の合格点は結局何点とれば良いか?過去10年分のデータから分析

年齢を重ねても活躍できる

最後に、年を重ねても活躍できる、というのが大きな特徴だと思います。

スポーツ業界なども含め、活躍できる年齢に限りがある業界は少なくありません。

不動産業界は、ベテランが多く、60代・70代でも現役バリバリの方も結構いらっしゃいます。

なんでこんなに年上の人が多いんだろう?と疑問に思って調べたところ、宅建士はベテランが多いというデータもありました。

宅建士は40代以上が8割超え!?不動産屋はベテランが多いのかデータで検証

また、不動産の知識や経験は蓄積していきますので、経験が多い方が有利です。

正直、30年以上の経験を積み重ねた大ベテランと若手では知識量が違います。これは他の業界でもそうかもしれませんが・・・

年齢ごとに応じたポジションや、働き方がある、という点は周りを見てもそう思いますし、また40代を超えて独立する人も多い、という特徴があります。

しまうまふどうさん
しまうまふどうさん

私の先輩方も現にそういう方が多いです。

まとめ

以上、不動産業界に入ってよかったことをまとめてみました。

目標はそれぞれ異なるかと思いますが、不動産は面白いです。

転職は自分自身の気持ちの持ちようですが、それでもこれはちょっと・・・という会社も正直あります。

間違ってブラックなところに入ってしまった!とならないようにエージェントに相談するのもオススメです。

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