【特集記事】不動産ビジョン2030から読み解く業界の未来

【パナソニックホームズ】マレーシアに進出する日系不動産企業まとめ

今回は、マレーシアに進出している日系企業、「パナソニックホームズ株式会社」についてまとめます。

パナソニックホームズは、パナソニックの創業者である松下幸之助氏の強い使命感から生まれました。

戸建住宅から始まった事業は、今や土地活用や街づくり・分譲、リフォームや不動産流通などのストック事業、さらには海外事業まで、幅広い事業を展開しています。

海外進出の歴史

同社の海外進出の歴史は、2010年の台湾進出まで遡ります。2010年に同社は、「パナホーム台湾レジデンス株式会社」を設立。台湾でマンションや戸建住宅のリフォーム事業をスタートしました。https://www.youtube.com/embed/A8X3fNJajRg?feature=oembed

2011年には、台湾での建設業ライセンスを取得し、関連会社「パナホーム台湾株式会社」を設立しました。

2015年には、ASEAN地域の統括会社「パナホーム アジアパシフィック」がシンガポールに設立。そして、同年にマレーシアのデベロッパーMKH社と協業を目的にする新会社「パナホーム MKH マレーシア」を設立しました。他にもインドネシアでも事業を行なっています。

今回は、主にマレーシアの主要プロジェクトを紹介していきます。

Maple @ Hillpark Shah Alam North

同プロジェクトは、パナホーム MKH マレーシアが、メープル地区に約500戸からなるリンクハウスを建設するプロジェクトです。2016年3月1日より着工が始まっています。

メープル地区は、クアラルンプール近郊に位置しながら、周辺には緑地が広がり、湖畔の公園(セントラルレイク)にも近く、自然環境に恵まれた地域です。

主な戸建の特徴に、以下のようなものがあります。

1. ASEAN地域向けパナホーム独自の「W-PC構法」(戸建住宅向け)を採用
2. 躯体・設備・家電を一体とした「リビング デザイン パッケージ」による付加価値提案
3. パナホーム独自の換気システム「PURETECH(ピュアテック)」を標準採用

SAVILLE @ D’LAKE PUCHONG

同プロジェクトは、プチョン セランゴール州で約300戸の住戸と、30店舗からなる複合型マンションです。実際に販売されている状況もこちらで確認していただけます。

Tropicana AMAN「CHERIA RESIDENCES」

本プロジェクトは、マレーシアの大手開発事業者、Tropicanaグループの100%子会社Sapphire Index Sdn.Bhdが開発するAMANプロジェクトCHERIA RESIDENCESの、戸建建築請負をパナホームが行うプロジェクトです。

2029年までに約349ヘクタールの敷地に戸建、マンション、商業施設などの建設を予定しています。

Tropicanaグループ社は、マレーシアの主要デベロッパーとして、不動産開発とリゾート開発を中核事業に順調に売上を拡大しており、マレーシアの不動産市場で圧倒的な地位を確立しています。

パナホームがASEAN地域で展開するスケルトン+インフィル一体提供が、他社物件との差別化策として、現地デベロッパーにも浸透しつつあるようです。

MIRAI Residenxes

『MIRAI Residences(未来)』 イメージパース
PR TIMESより引用

MIRAI(未来)は、パナソニックホームズが日本で培った住まいづくりのノウハウや技術を駆使した、全1,496戸の大規模マンションです。

2020年9月に第1期(748戸)販売を開始し、コロナ禍でも好調だったことから、第2期販売を決定し、2024年9月完成を目指している。

このプロジェクトは、クアラルンプールから南東20km地点のカジャン地区中心部に位置します。

加えて、2021年4月に開業予定のマレーシア国鉄(KTM)のカジャン2駅から徒歩7分の位置にあります。

27階建て及び29階建て・4棟・全1,496戸の全住戸には、パナソニックがアジアで展開する、空気質「クオリティ・エア・フォー・ライフ」技術を採用します。

室内空気を清浄に保ち、機械換気によって窓を開けずに自動で換気を行い、室内空気を入れ替えます。

これにより、コロナ禍で高まる室内の空気質に対する人々のニーズを満たし、安心で快適な暮らしを提供する事を目的としています。
 

まとめ

以上、マレーシアで進出するパナソニックホームズさんについてまとめてみました。

今後の動きにも注目していきたいと思います。

各種参考:
http://homes.panasonic.com/company/news/release/2016/0330.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000022927.html