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TKP、株式会社ノバレーゼとの資本業務提携契約を締結

概要

株式会社ティーケーピー(TKP)は、株式会社ノバレーゼと資本業務提携契約を締結し、ノバレーゼを持分法適用会社とすることを決定しました。これは、2024年6月21日に開催された取締役会において決議され、2024年6月24日にノバレーゼの発行済株式の一部を取得することになります。

留意事項

本記事は6/21時点のプレスリリースの情報です。
出店元:PR TIMES

資本業務提携の背景と理由

TKPの事業内容と強み

TKPは、遊休不動産を活用し、空間サービスを提供する企業です。全国に約240施設を持ち、年間利用顧客数は約3万社に達します。事業戦略としては、DX戦略や空間サービスの拡充を図りつつ、新規事業の推進を行っています。

TKP社のビジネスモデルについて

TKP社の「空間再生流通」ビジネスモデルは、不動産を保有せずに賃貸借・業務委託等の契約で確保し、小分けして周辺サービスを付加することで、ワンストップで総合的な空間サービスを提供しています。

アパホテルのフランチャイズも10店舗以上運営しています。



参考:2024年2月期 通期決算説明資料

  • 代表者:代表取締役社長 河野 貴輝
  • 本社所在地:東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル2F
  • 設立:2005年8月15日
  • 資本金:163億円(2024年2月末現在)
  • 決算期:2月
  • 連結売上高:365億円 (2024年2月期)
  • 連結従業員数:1,758名 (2024年6月1日現在)
  • 事業内容:フレキシブルスペース事業、ホテル・宿泊研修事業、イベントプロデュース事業、BPO事業、料飲・バンケット事業

ノバレーゼの事業内容と強み

ノバレーゼは、主に婚礼施設を展開している企業で、地方都市部を中心に「上質かつシンプル・モダンなテイスト」を提供しています。ブライダル事業に関連するドレスや引出物も内製化しており、顧客満足度の向上と収益の拡大を目指しています。

ノバレーゼ社の特徴について

同社はブライダル事業を主に行なっており、シンプルモダンなデザインで差別化を図っています。人口25〜100万人の地方都市を中心として出店することで、地代家賃及び広告費を抑えることができています。

参考:2024年12月期 決算説明資料

  • 代表者:代表取締役社長 荻野 洋基
  • 本社所在地:東京都中央区銀座1-8-14 銀座YOMIKOビル4F
  • 設立:2000年11月1日
  • 資本金:100百万円
  • 決算期:12月
  • 売上高:182億円 (2023年12月期)
  • 従業員数:2,578名 (2023年12月時点)
  • 事業内容:ブライダル事業、レストラン特化型事業
  • URLhttps://www.novarese.co.jp

業務提携の内容

TKPとノバレーゼは、共通の経営戦略を持ち、お互いの強みを活かしながらシナジー効果を見込んでいます。これにより、企業価値の向上を目指すことが可能と判断されました。

  1. 出店ペースの加速を目的とした物件情報の連携
  2. 地域創生事業および建物・空間再生事業での協業
  3. 積極的なM&A戦略における協調
  4. ノバレーゼ施設の平日稼働促進
  5. ノバレーゼ施設の厨房機能の最大活用
  6. インバウンド事業に注力するための協業

資本提携の内容

TKPは、ノバレーゼの普通株式の一部を取得します。

ポラリス第三号投資事業有限責任組合およびTIARA CG PRIVATE EQUITY FUND 2013,L.P.から、合計8,250,000株(発行済株式総数の33.0%)を譲り受ける予定です。これにより、ノバレーゼはTKPの持分法適用会社となります。

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