こんにちは、不動産のOTOMO(@zebrakun24))です。
今回は、不動産営業の向き不向きを解説します。
不動産会社での向き不向きは正直、あります。
私は、不動産屋に辿り着くまでに色々な業界を転々としましたが、この業界は正直向き・不向きがあると思います。
こんな人は向いている・向いていない、という点をぶっちゃけます。
完全な主観ですのでご容赦ください。
今回は、以下のような方に向けて書いた記事です。
- 不動産営業にチャレンジしたい
- 今働いているけど、自分には向いているのかな?と焦っている
- 不動産営業の向き不向きが知りたい
ちなみに、筆者は業界に入る前自分で向いてないだろうなと思っていましたが、楽しくやれている方です笑
目次
不動産営業に向いてる人の特徴5選
まずは、不動産業界に向いている人の特徴は以下の5つです。
- 人が好きな人
- フットワークが軽い人
- 勉強が好きな人
- 出世したい人・稼ぎたい人
- 責任感が強い人
順番に解説していきます。
人が好きな人
不動産業界は多くの人と関わる業界です。
日々の営業現場で人とかかわることはもちろん、家を売りたい人・買いたい人、そして他の会社の営業マン、住宅メーカーの営業マン、司法書士や銀行マンなど。やることがわんさかあります。
特に、不動産は、業種にもよりますが、多くの利害関係者の利益調整を行う必要があります。
売買であれば、不動産の売主さんや買主さん。
賃貸であれば、不動産オーナーさんと借主さん。
開発行為が必要な不動産取引であれば、近隣住民の方に説明にいったり、説明会を開いたりすることもあります。
調整業務が仕事といっても良いかもしれませんが、やはりどちらかといえばコミュニケーションが好きな人が入る業界でもあります。
昔ほどではありませんが、人付き合いが命!ということで、休日にゴルフや麻雀などをしている人は多いですね。
私はしませんが笑
人とかかわる事が好きな方には向いていると思います。
フットワークが軽い人
不動産業界以外もそうですが、仕事が出来る人はとにかく行動やフットワークが軽いです。
ノリの良さ=スピードの良さ
と言い換えてもいいかもしれません。
特に不動産業界は、不動産がこの世に一つしかないもののため、連絡のスピードが命です。
人気の物件には、何人も申込が入る事もあり、明日やればいっか~と思っていると、その日に決定まってしまいます。
結果を出している人は、とにかくレスが早く、分からない事があればその場ですぐ確認の電話をします。
分からない事があれば「分からないので、この日までに連絡します」と区切って、仕事を後に持ち越しません。
結果として多くの案件をこなして、活躍することが出来るのです。
そして、この返事を早くする、というのは生まれ持ったものではなく、意識して変える事が出来ます。
返事が早いと仕事の成果や人生の豊かさが大きく変わります。
勉強が好きな人
不動産業界の資格といえば「宅建」が思い浮かぶかもしれません。
宅建を持っていなくても、営業は出来ますが、宅建に受かるレベルの知識がないと実務でも支障をきたすことがあります。
営業でとんでもない結果を残す人が、必ずしも宅建を持っているとは限りません。
しかし、不動産業界で働くのであれば、勉強は必須です。
不動産業界には、様々な資格があり、民間資格も交えるととんでもない数になります。
日本3大資格といわれる不動産鑑定士という超難易度の高い資格もあります。
不動産の勉強は奥が深く、資格もたくさんあるので、勉強好きな人が活躍しているイメージです。
色々な資格があるので、好奇心がある人にはぴったりです。
【稼げる?】不動産業界で役立つ資格を9つを徹底比較!【2022年版】
出世したい人、稼ぎたい人
活躍している人には活躍したい、という気持ちがあります。
不動産業界は動くお金も大きくインセンティブもあります。
稼いでやる!といったり、活躍したい!という気持ちがある人が向いていると思います。
インセンティブメインの会社は、基本給が安いことが多いです。
最初はゼロからで大変ですが、どんどんノウハウや顧客が積み重なっていきます。
そこを乗り越えるには、やはり、「出世したい」「稼ぎたい」というあきらめない心です。
粘り強く取り組むことで、名実ともに活躍している人は多いです。これは不動産業界に限りませんね。
責任感が強い人
不動産業界は金額も大きく、その分トラブルも多い業界です。
トラブルが起きたけど、知らない!みたいにシラを切るわけにもいきません。
トラブルを解決するには、誠実に、責任感をもって淡々と行動していくしかありません。
メンタルは弱くても大丈夫です。私も最初は、電話も嫌だな~と思っていたのですが、人間とは面白いもので、慣れます。
クレームが何個も重なると、確かにしんどいですが、徐々に体制が出来てきますので、将来が楽になります。
とはいってもやはりしんどいですが(笑)
メンタルが弱くても不動産営業は出来るのか?乗り越えるコツを解説
不動産営業に向いていない人の5つの特徴
次に、向いていない人の特徴を述べてみたいと思います。
なぜ向いていないと言うのか?どういう点に気を付けるべきなのか?という点を、解説していきたいと思います。
法令遵守意識がない人
不動産という高額取引では、コンプライアンスや法律を守る、という意識は絶対に欠かせません。
野球をする上では、人数やストライクゾーンなど、ルールを守らなければ、そもそも試合になりません。
普段の生活もそうだと思います。
しかし、ネット上をみると、お客さまを恫喝したり、2重に売買契約書を締結したり、そんな不動産業者に騙された、という声も良く見ます。
プロであるわたしたちが、法律なんてちょっと無視しても大丈夫だろう、ばれないし。ということで、コンプライアンス意識が欠けているとよくないですね。
このような会社はごく一部ですが、その前に個人として、強い意識を持っておかないといけません。
法律も常にアップデートされるので、勉強の毎日です。
思いやりがない人
上記の話ともつながりますが、自分さえ良ければいいという人は向いていません。
たくさんの人とかかわる不動産業界は、お客さんはもちろん、社内でも色々と助けてもらう必要があります。
そんな時に、自分のことばかり考えていると、いつか足元をすくわれてしまいます。
私の周りでも、営業成績はいいものの、周りに偉そうな態度を取って結果として孤立して居場所がなくなった方もいました。
思いやりをもって人と接することで、自分がしんどいときに周りが助けてくれます。
人と話すことが嫌い
向いている理由の反対として、人と話すことが嫌いな人も向いていないでしょう。
人と話すのが嫌だと、不動産業界自体が嫌いになってしまうかもしれません。
ただ、ここで注意したいのは、苦手と嫌いは違う、ということです。
私も人と話したり、長く話したりすることはそんなに好きではありません。得意でもないと思います。
そして、私の不動産の師匠である伝説の営業マンの先輩は、口数が少ないです。
トップセールスマンといえば、綺麗なプレゼンで商談をまとめてくるイメージかも知れません。
しかし、その方いわく、欲しいかどうかはお客様が決めるから、そっと寄り添ってあげるのが私たちの仕事だ、という金言を頂きました。
喋るのが苦手で合っても、それを上回る気持ちや技術があれば、それはきっとお客さんから信頼を得ることにもつながります。
完全土日に休みたい人
不動産会社で働くのであれば、土日に完全に休めない、と思った方が良いと思います。
一般的な不動産会社は水曜日が定休のところが多いです。
例にもれず、私も水曜日が休みです。
家族がいますので、土日に休めないことで家族で遊べなかったり、行きたいイベントに行けないこともあります。
不動産はお客さんの予定の左右されるので、休日出勤もあります。
ただし、法人営業部専門であったり、他にも土日休日性を取っている会社もあるでしょうから、一概には言えません。
独立して土日休みの会社を作る、ということもできますね。
実現することは不可能ではないですが、門戸は狭くなる、と思っておいた方が良いでしょう。
不動産に限らず、楽な仕事というのはありませんね。
不動産業界で働くメリットとは?
ここまで向いていない人、向いている人を解説しましたが、私は、不動産業界で働く大きなメリットは「強みができること」と「実生活に生きること」だと思っています。
就職するときに「あなたの強みは何ですか?」と聞かれることがあったと思います。
私は、就活の時に、この質問に対して無理やりこじつけていましたが、中々自分の強みは●●です。と答えれる人はいないのではないのでしょうか。
しかし、これが不動産業界であれば、私の強みは不動産の専門知識があることといえます。
実生活においても、不動産売買の知識を知っていると、何百万円もお得になることもあります。
歴史も深く、日々色々な学びがあるところがいい点だと思っています。
私がよかったと感じる点は他にもありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
【食いっぱぐれない】不動産業界に転職してよかったと実感した6つの理由
まとめ
以上、不動産業界に向いている人と向いていない人の特徴を解説しました。
自分が向いていないかも、向いているかも、と様々思われたと思います。
ちなみに私は業界に入る前、自分には全く向いていないと思っていました。笑
でも入ってよかったです。
とにかく興味があってチャレンジしてみたい!という方は企業選びを間違えないようにしてください。
不動産会社は実に多くの会社や仕事の種類があるので、転職エージェントなどをうまく活用しながら、自分の理想の働き方を見つけていきましょう!