【特集記事】不動産ビジョン2030から読み解く業界の未来

グラフで整理!マレーシアの2050年の生産年齢人口解説

今回は、マレーシアの生産年齢人口の推移をまとめてみます。

1960年から2050年まで、約90年間の推移を見ることで、様々な分析にお役立ていただければ幸いです。

文中の数字の根拠は、実に便利な「世界投資銀行」のオープンデータがありますので、こちらをもとにグラフ化してみました。

マレーシアの生産年齢人口

生産年齢人口とは、15歳-64歳の間の人口を指します。

生産年齢人口
1960年時点:4,166,999人
2020年時点:22,451,709人
2050年時点:26,894,000人

1960年から90年で約6倍の数字になると推測されています。

さらに、2050年になっても、生産年齢人口は減少することなく伸び続けています。

以下、グラフにまとめてみました。

世界投資銀行統計からOTOMO編集部作成

全体官としては、今後もますます若年層の伸びが期待され、国としての勢いを感じます。

さらに、年齢別に分けてみていきましょう。

マレーシアの0歳〜14歳の人口推移

青い線は、人口数の推移です。

1960年には約371万人だった人口は、現在はおおよそ2倍程度となっています。

ピークの波が2010年、2030年に来ていますが、その後は下降をたどり、2050年には、今より減り約676万人になると推定されています。

オレンジの線は、全体の人口における構成比のパーセンテージです。どんどん下がり続け、2050年には、17%となっています。

世界投資銀行統計からOTOMO編集部作成

マレーシアの15歳〜64歳の人口推移

生産年齢人口は、1960年に約416万人だった人口が、2020年現在は約2245万人と、5倍近くに急増しています。

日本はすでに人口増のピークに差し掛かっていますが、マレーシアにおいては、さらに伸び続け、2050年には約2680万人が生産年齢人口となり、全体の66.3%を占めると推測されています。

世界投資銀行統計からOTOMO編集部作成

マレーシアの65歳以上の人口推移

最後に65歳以上のデータです。

どの国でも免れない高齢化に、もれなく当てはまります。しかし、比率で言うと2050年時点で17%と0-14歳と同じ程度です。

グラフの曲線が綺麗な右肩上がりになっているので、さらに先には高齢化率も上がっていくと思いますが、2050年になってもまだまだ若い世代が多いです。

世界投資銀行統計からOTOMO編集部作成

まとめ

今回調べて感じたのは、日本との差です。

日本は人口がピークアウトしており、内訳をみると高齢化比率も高く、若者の数が減っている国です。

マレーシアのように、人口が増えるのはもちろんのこと、生産年齢人口が増える、と言うのはその国の未来や活力を表しているようにも捉えられます。

なお、日本でも一部の都市では人口も増えています。気になる方はこちらもご覧ください。