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湘南不動産のプロに聞く!業界歴20年のワカケンさんに不動産業の魅力や大変さをインタビュー

不動産業界に興味があるけれど、どんな業界か分からない。実際どんな業界なんだろう。

そのような方のお悩みに応えるべく、今回は不動産業界20年のプロ、ワカケンさんにお話を伺いました。

ワカケンさんは、湘南を拠点とした関東エリアで働かれており、なんとこれまで2,000件の仲介や買取実績があります。

不動産業界に興味がある人、これからのキャリアに悩む人、湘南に興味がある人などは、参考になるかと思いますので、是非記事を読んでいただけると嬉しいです。

OTOMO
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本日はよろしくお願いします!

ワカケンさん
ワカケンさん

よろしくお願いします!

ワカケンさん プロフィール

湘南在住。不動産業界歴20年、仲介買取で2,000件位の取引実績を持つ。大きな失敗を何度もし、サラリーマン、個人事業主、共同創業、売上100億円のベンチャーの管理職などを経験。趣味は、不動産、サーフィン、キャンプ、旅が大好きです

不動産ブログ WAKAKEN.biz ~不動産のリアル~

Twitter @WakakenB

不動産業に入ったきっかけ

OTOMO
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まずは簡単なプロフィールを教えてください!

ワカケンさん
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私は、高校を卒業し進学をせずに就職をしました。日本を代表する大企業の工場や、運送会社、個人事業や飲食店と様々な職種を経験しました。

そんな折に、勤めていた飲食店の常連の不動産会社のお客様から「君、ずっと飲食店で働くの?今度うちの会社で営業を募集するけど、うちで働かない?今よりは絶対に稼げるよ。」と誘っていただきました。

ちょうどその頃、転職を考えている時だったので、不動産業界に入ることを決めました。結果的には、その会社ではなく別の企業に入り、売買営業をすることになりました。22歳の時のことです。

OTOMO
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22歳から不動産業界に入られたのですね…!今では、神奈川の湘南地域をメインに活動されていらっしゃいますが、湘南エリアがどのようなエリアか聞いてみたいです。

湘南エリアの不動産の魅力について

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まず、湘南エリアはどのあたりを指すのでしょうか?

ワカケンさん
ワカケンさん

私の住む湘南エリアは様々な特徴があります。

人によって湘南エリアの定義は少し変わりますが、相模湾の中で、東は逗子・葉山あたりから、中央の鎌倉・藤沢・江の島・茅ヶ崎あたり、西は大磯の西湘と呼ばれるあたりまでを一般的には湘南と呼びます。

「湘南」の範囲は本来地形であるが、人や時代により様々に呼称されている。
ワカケンさん
ワカケンさん

まず、湘南エリアで代表的な事は「海」が身近にあること。また、意外と知られていませんが、「山」も身近にあります。鎌倉や、藤沢の北部、茅ヶ崎の北部、大磯などは、標高は高くはありませんが、山が多くあります。

もともと地元に住んでいる方々や、海や山が好きで移住されてきた方々。音楽、アートや作家や芸術家などの個性的な方々など、とても個性豊かな人たちが多く住んでいる地域です。

OTOMO
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湘南に住むのは楽しそうですね!憧れます。次に、湘南エリアの不動産はどのような特徴があるのでしょうか?

ワカケンさん
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湘南エリアの不動産は、他の地域と比べてもとても個性的です。山のエリアや、旧市街地の中で道が狭く、車が入れない場所などでは、中古住宅の一戸建てでも1,000万円以下で購入ができます

駅から離れたバス便のエリアでは2,000万円台の新築戸建もあります。

また、湘南エリアは電車の便がとても良く、JR線では「東海道線」「湘南新宿ライン」「上野東京ライン」小田急線、江ノ島電鉄、その他にもモノレールなどもありますし。

「鎌倉駅」や「藤沢駅」からは、横浜だけではなく、新橋駅や東京駅、渋谷駅や新宿駅や池袋駅などまでも、乗り換えをせずに行けてしまいます。

ものすごくアクセスの良い、湘南エリア
ワカケンさん
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その為に、東京の大企業などで仕事をされている方々も多く住まわれています。

そのような方々は、土地から注文建築や、新築戸建や、新築マンションなどを購入されますが、
4,000万円程度から7,000万円程度の物件になります。

また、鎌倉の一部で著名人が多く住まわれるエリアや、海沿いの別荘などでは、数億円という不動産も珍しくありません。

賃貸物件でも売買物件でも、低価格帯から高価格帯まで、とても幅が広いです。

OTOMO
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湘南で家探しをする人、働く人も、色々な不動産に触れられるのは楽しそうですね。

不動産業の魅力について

OTOMO
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そんなワカケンさんにとって、不動産業界の魅力は何でしょうか?

ワカケンさん
ワカケンさん

不動産業界はとても多くの仕事があることは魅力の一つだと思います。

賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介、土地や戸建ての開発や分譲、マンションやビルの開発、販売、賃貸業(大家業)、海外の不動産取引、などが不動産業の代表です。

近い業種では、建設、設計、リフォームやリノベーション、金融では不動産ファンドなどもあります。

初めに入社した会社が合わなくても、業界をよく見渡すととても多くの仕事があり、実際に近い仕事で転職を繰り返してキャリアアップをされている方も多いです。

OTOMO
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不動産業界は、本当に幅広い仕事がありますよね。

ワカケンさん
ワカケンさん

また、住宅の購入などでは、お客様のとても大切な節目で関わります。
私も住宅購入のお手伝いをさせて頂いたお客様で、初めての家の購入から20年で2回の住み替えのお手伝いをさせて頂いたり、新人の頃にお手伝いをさせて頂いたお客様のお子様が大きくなり、賃貸や購入のお手伝いを何度もさせて頂いています。

住宅購入は、お客様にとって、とても大切な節目。
ワカケンさん
ワカケンさん

不動産投資を始められる時に出会ったお客様で、何度も取引をしていただいているお客様も多いです。

しっかりとお客様に認めて頂ける仕事をすると、ご紹介なども含めて、とても長い期間でお客様とお付き合いをさせて頂けます。

また、有名大学を卒業し大企業で働かれている方も多いですが、私のように高卒や、なかには中卒などでも不動産業界で働き、ベンチャー企業の管理職になったり、自分で起業したりして、年収が数千万円から、1億円を超えるような方も珍しくありません。大家業などでは、今はやりのFIREをされて、とても自由にされている方々も多いです。

OTOMO
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不動産業は、活躍の場を見つけることさえできれば、本当にチャンスあふれる業界だと思います。

ワカケンさん
ワカケンさん

最近では「不動産テック」という分野の仕事も増えてきました。インターネット業界などのように新しい業界ではありませんが、個人的にはとても魅力の多い業界だと思っています。

不動産テックとは?

不動産テックとは「不動産」×「テクノロジー」を掛け合わせた言葉。テクノロジーの力によって、不動産取引の新しい仕組みを生み出したり、従来の商慣習を変えようという取り組みのことです。

不動産業の大変なところ

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不動産業界で働かれる中で、大変だったことは何ですか?

ワカケンさん
ワカケンさん

不動産業に限らず、どの仕事でも大変な事は多くありますね。

例えば「思うように営業成績が伸びない」「管理職になりたてで、思うように組織が成長しない。部下が辞めてしまう」「同業他社に仲介や買取で負けてしまう」などは、どんな業界でもありますね。

OTOMO
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確かにそのように感じている人も多いと思います。

ワカケンさん
ワカケンさん

ただ、これらは自分の頑張り次第なので、実はあまり大変ではありません。不動産業では生活のとても大切な部分で仕事をしているので、独特な大変さの内容があります。

・リーマンショックや不景気などで、多くの方々がリストラされる。
・大震災や大洪水、土砂災害や噴火などの自然災害。

このような事が起きると、その地域の不動産関係にも、とても大きな影響があります。自分ではどうすることも出来ない事もありますし、目をそらしたい、逃げ出したくなる事に直面してしまう事もあります。このような内容は本当に大変な事だと思います。

業界が大きいからこそ、災害等のインパクトも大きい

不動産業界を目指す方へ

OTOMO
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最後に、これから不動産業界を目指す方に一言お願いします!

ワカケンさん
ワカケンさん

不動産業界は全体で見ると、とても大きな業界で、沢山の方々が活躍をされています。

業界を健全に変えようと頑張っている方も多いですし、私も経験がありますが、とても良い仕事をすると多くの協力者に恵まれて、特定の地域の商習慣を良い方向に変えてしまう事も出来ます。

自分の頑張り次第で、自分の将来を切り開くことが出来ます。今はとても多くの方々が、「不動産業界を良い方向に変えよう」と尽力されています。

若い方や未経験の方でも、多くの方々が不動産業界に入ってきてほしいと思います。

まとめ

この度は、Twitterでワカケンさんとご縁をいただき、このようなインタビューに快くお答えいただきました。

ワカケンさんは、ブログを通じて、住宅にかかわる事柄や、不動産関係の仕事をされている方へのお役立ち情報を配信されています。

是非、ブログもチェックしてみてください♪

OTOMO
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ワカケンさん、ありがとうございました!

▼ワカケンさんのブログ

▼ワカケンさんのTwitter

@WakakenB

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