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2024年読んでよかった本15選+α(会計・マネジメント編)

本記事のリンクはamazonアソシエイトを利用しています。

2024年の私のテーマは会計や経営を学ぶことでした。

不動産業界に入って最初に取り組んだのは売買仲介ですが、その後、買取再販や賃貸経営、管理などにも関わるようになりました。さらに、物件ごとの収支だけではなく、会社全体として利益がどうなっているのか?や在庫の管理にも関わるようになりました。

売上や粗利益といったことだけではなく、会社全体の資金繰りも含めて、学ぶ必要があると考えていました。合わせてマネジメントとは何か?も考えさせられる場面も多かったです。

そこで2024年は、経営や会計をテーマに、書籍を月1冊以上読むことを目標として取り組みました。

何十冊か読みましたが、その中で読んで出会えて良かった本について紹介します。

会計の本

まずは、会計の本から紹介します。

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務

タイトルの通り「ざっくり」分かります。決して表面的な解説に留まらず、実践的な知識が得られる一冊でした。

内容としては深いものもあり、読み込むことで財務の解像度が上がりました。

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ざっくりわかるファイナンス

道具としてのファイナンス

先程紹介したざっくりわかるファイナンスと同じ著者の方が書かれている本です。

分厚さも専門性もレベルアップしています。自身にとって必要と思える部分を読みましたが、勉強になりました。

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増補改訂版 道具としてのファイナンス

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか

ビジネスストーリーで学ぶ会計の入門書。

なぜ会計を学ぶ必要があるのか?自分には関係ない。私はかつてそう思っていました。しかしビジネスを行う上で必須なのが会計。そのセンスを身につける本です。

餃子屋と高級フレンチ、どっちが儲かる?というタイトルから確かに気になる、という本でした。ストーリー仕立てでとても面白かったです。

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餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか

【新版】財務3表一体理解法 (朝日新書) 

会計といえばこの本、有名ですね。昔読んだ時はあまり理解できませんでしたが、改めて読むと決算書の全体の流れを掴むことができます。

特に中小企業では決算書を見る機会がなかったり、またキャッシュフロー計算書がなかったりするのが実態ですが、これらの知識を押さえておくことで、企業のお金の動きがどうなっていくのかを勉強することができます。

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【新版】財務3表一体理解法 (朝日新書) 

決算書×ビジネスモデル大全

実際の企業の決算書の事例をもとに書かれた本です。不動産に関するテーマの事例もあり、例えば大和ハウスと飯田GHDの決算の違いなども解説されています。

また、過去の倒産事例で不動産会社モリモトの事例が取り上げられていたりなど、不動産業の特徴も勉強できます。

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決算書×ビジネスモデル大全: 会社の数字から儲かる仕組みまでいっきにわかる

タイパ コスパがいっきに高まる決算書の読み方

こちらも実際に存在する企業の事例をもとにビジネスモデルが解説されています。特にマリオットとハイアットの違い、ネットフリックスのモデルなど、頭にスッと入ってくる本でした。。

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タイパ コスパがいっきに高まる決算書の読み方

テキストには書いていない 決算書の新常識

広い視点で決算書について学ぶことができます。読みやすく、バランスシートの読み方など、テーマごとに学ぶことができます。

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テキストには書いていない 決算書の新常識

マネジメントの本

組織戦略の考え方

どのような角度であれ、組織に関わらない人はいないと思います。この本は組織で起こりうる事象が具体的に書かれています。

読んでいると、確かにあるあると頷くことも。「いろいろダメな面もあることがわかっている組織をどうやって運営していけばいいのか」

そんな悩みに答えてくれる本でした。

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組織戦略の考え方 ――企業経営の健全性のために

競争戦略論Ⅰ

マイケル・E・ポーター氏の名著です。

競争とは?

どのようにポジションニングを築くとは?

事業もそうですが、私も自分でブログを運営する中で「どうポジショニングするか」 を強く考えます。いかに戦わずして勝つか。

そんな課題のヒントを得られる名著です。

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競争戦略論

事業部長になるための経営の基礎

非常に参考になった本です。実務に活かせる知識が網羅的に書かれていたり、また経営陣の役割とは何か?なども記載されていますので、基礎的な考え方も学べる本です。

規模が大きい組織を想定して書かれていますが、経営の基礎、という名の通り、経営に関わることを目指すなら読んでおきたい一冊です。今後も読み返します。

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事業部長になるための経営の基礎

マネージャの全仕事

マネジャーとはどうあるべきか?

ありがたいことにマネジャーとしての役割も求められるようになってきており、その中で日々悩みました。そこで出会ったのがこの本です。

40年以上にわたり、50万人以上に読み継がれてきました。

マネジャーとしてどうあるべきか、部下との向き合い方、人としての成長、迷ったときにはこの本に立ち返り、何度も読み返したい本です。

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マネージャーの全仕事

はじめての課長の教科書

マネージャの全仕事同様に、マネジメントに関わる本です。中でも企業活動の目的は、企業に関係している「すべての人」をできる限り満足させることにもある。部下のための環境を整備する。

など、自分自身の考えを改める部分がたくさんあり、考え方も変わった書籍となりました。

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はじめての課長の教科書

人望が集まる人の考え方

こちらも上記2冊と同じく、人と接するときの考え方です。

私は昔、これまた名著の「人を動かす」を読んだのですが、それに近しいところを感じました。

人を動かす=人望が集まる、とも言い換えることができます。繰り返し読み、実践を重ねることで考え方を血肉にしていきたいです。

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人望が集まる人の考え方

ワークマン式「しない経営」

ワークマンの戦略について述べられています。

特に私が不動産業界に入ってからもどかしく感じている点について以下の言葉と出会えたのがよかったです。

・社員を教育して、企業風土や仕事のやり方が変わるのは5年後
・情報システムは構想1年、構築1年で導入は2年後
・情報システムの導入前に、1日も早く社員教育が必要

この本については、以下の記事でも述べていますのでご参考ください。

データ活用と不動産DXについて考える

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ワークマン式「しない経営」

熱湯経営―「大組織病」に勝つ

現、大和ハウス工業最高顧問の方が書かれた本です。

倒産の危機に陥った子会社を蘇らせ、本社では奇跡のV字回復を果した物語。

タイトルの通り、胸が熱くなりました。

そして、この本を読んでからエスカレーターではなく階段を使うようになりました。詳しくは本書を読んでいただければその理由がわかるかと思います笑

▼リンクは以下から

熱湯経営

まとめ

以上、2024年に読んだ会計、マネジメントのジャンルの本をご紹介しました。

まだまだたくさん紹介したい本がありますが、ひとまずこちらで。

来年もテーマを決めて本を読んでいきたいです!

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