こんにちは、不動産のOTOMOです。
現在GWまっただ中という方も多いでしょうか。どうぞ良いGWをお過ごしください♪私はカレンダー通りですが、家族と過ごしつつも、普段できない仕込みの仕事や勉強をする予定です。
さて、毎月恒例の不動産ニュースまとめです。Xで投稿した内容です。
目次
住宅ローン手続きアプリで完結 住信SBI、審査時間半分
住信SBIネット銀行が5月下旬から住宅ローンの借入手続きをネットで完結するサービスを始めます。
サービス名は「かんたん住宅ローン」です。お客さま・不動産事業者・住信SBIネット銀行および銀行代理業者をオンラインでつなぐB to B to Cプラットフォーム。
プレスリリースに記載がある、主な機能が便利そうです。
プレスリリースより
- みんなで協力できる(=共同編集機能)お申込み情報の入力や必要書類のアップロード機能を利用する際、ペアローンのパートナー・連帯保証人と一緒に手続きを進めることができるほか、不動産事業者の担当者を招待することができるなど、手続きに携わる人みんなで協力して進めることができます。
- みんなで共有できる(=一斉通知機能)リアルタイムでお手続きの最新進捗状況や審査結果が通知され、お客さまと不動産事業者は現状のステータスを把握することが可能となり、お手続きがスムーズに進められます。
- 困っても助けてもらえる(=コミュニケーション機能)メッセージ機能を使い、お申込み情報の入力や必要書類の準備など不明点を不動産事業者や住信SBIネット銀行代理店担当者に質問することで、プラットフォーム上でお困りごとを解消できます。
- いつでも管理画面で状況確認管理画面にて、お客さまや不動産事業者からのお申込みやメッセージ内容をいつでも確認することができます。
- 必要書類はアップロードで提出運転免許証、売買契約書などの必要書類をスマートフォンで撮影したり、すでにお持ちの画像データやPDFファイルをアップロードすることで必要書類の提出ができます。
- 通知ですぐに情報をキャッチ審査の進捗や結果のお知らせ、不備のご連絡、メッセージが届いたときなど、プッシュ通知が届くのですばやく情報をキャッチしお手続きを進めることができます。
令和6年2月 新設住宅着工戸数
2月の新設住宅着工戸数は2ヶ月連続で、60,000戸を下回りました。
持家は1月より増えているものの、前年比は11.2%減です。貸家は前年比を上回っていますが、分譲住宅は前年比を大きく下回りました。
社長の平均年齢、60.5歳 33年連続の上昇(TDB)
帝国データバンクさんの調査によると、社長の平均年齢が、中でも不動産業が高いという結果に。
貸事務所や貸家業は特に高くなっていますね。
また、そもそもの社長の年代別構成比を見ると30代、40代は20%未満ということもわかりました。50歳以上社長の割合は2017年から右肩上がりです。
承継の問題が増えていきそうです。
佐世保市とゼンリン 全国初「空き家推定ツール」共同開発へ
空き家推定ツールなるものが共同開発されています。
記事にはこうあります。
ツールは、こうした危険な空き家になる前の段階の物件を迅速、継続的に見つけるために共同開発する。空き家調査の効率的な手法が確立されていない中、包括連携協定を結んでいる市と同社は2022、23年度の2年間、具体的にどういう条件であれば空き家としてカウントできるかを現地調査を交えて研究してきた。
本年度は、同社がこれまで蓄積してきた地図データのノウハウや業務で把握した空き家の位置情報と、市が持つ水道閉栓情報や町内会などから得られた空き家情報を組み合わせ、地図データ上に実際に落とし込んで試作版を完成させる。
空き家の調査は、私も現場に足を運び行っていますが継続的にチェックするのはなかなか骨の折れる作業です。また、そのデータベース制作もパワーがいります。
空き家調査の手法が確立されると、他の行政にも広がっていきそうですが、民間の技術でもアプローチを考えたいですね。
飯田GHDが6割減益
飯田グループホールディングスが減益になったと発表しました。
売上はさほど変わらないものの、営業利益ベースでは昨年同期比で43.9%減となっています。
楽待さんからも、飯田GHDの決算分析についての記事が話題になっていました。
非常に勉強になるので、ぜひご覧ください。
23年度のレインズ、売り物件の登録が大幅増に
23年度は、レインズの売り物件の登録が大幅に増えました。
売り物件が142万3,100件、前年同月比で14.5%増でしたが、賃貸物件は284万9,239件(同5.0%減)と減少しました。
リーウェイズさんが「相続発生推計駅別ランキング」を発表
相続発生推計駅別ランキング、という興味深いデータです。
本ランキングは以下のような背景で調査されました。
今回の調査では、リーウェイズが保有する2億5000万件以上の物件データおよび国勢調査(2020年)のデータを活用しました。駅を中心に半径800メートルにかかる小地域(丁目単位)を対象に、定年が近づき相続を考える機会が増える65歳以上の人口と持ち家世帯の比率との関係から、相続が発生する人数を推計してランキングしています。
プレスリリース
これによる見込み顧客の予想分析を行なわれています。ビッグデータすごい・・・
自分たちの地域から空き家をなくす新サービス「空き家応援団」をリリース
家いちばさんが「空き家応援団」なるサービスをリリースされました。
仕組みはこのようになっています。
家いちばのウェブサイト上で「空き家応援団」として登録(無料)すると、団員専用の管理画面(マイページ)が利用できるようになり、そこから、空き家所有者に「家いちば」を直接紹介したり、チラシやポスターを使った掲載促進活動を行ったりできるようになります。紹介された空き家所有者が「家いちば」に物件を掲載し、最終的に成約(売買)となれば、応援団に「お祝い金(1万円分のギフト券)」が付与される仕組みです。
プレスリリースより
想定利用者は、地域や商店街の振興を考えている関係者などを想定しているそうです。
地域で空き家を何とかしたい!コミュニティを作っていきたい!という方は私も仕事で直接関わっているので、実際にやってみたい方の多さを肌で感じています。この応援団という仕組みはいいなと思いました。
家いちばは、不動産の売り手と買い手が直接交渉をするユニークなサイトです。サイトも是非覗いてみてください。
地方移住コンシェルジュサービス「SUMICA」を開始
オープンハウスさんが、移住先の提案や支援制度、不動産売却や紹介までを行うサービスを開始。
対象は以下のような型とされています。
転勤される方や、ご両親の近くへ移住をされる方、子育てが終わられたり、アーリーリタイアをなさる方の中には、医療やインフラ面では必要十分な都市機能を有しながら生活費が抑えられる地方都市にて、人生のギアチェンジをされる方も多くいらっしゃいます。こうした場合、都心のご自宅を売却することで、ゆとりをもった資金計画での移住を検討することができます。当社グループ会社では不動産の直接買取や売却のサポートも実施しております。
プレスリリース
どのような移住先があるのか、どう広がっていくのか興味があります。
まとめ
以上です。振り返ると色々ありましたね!
5月もがんばりましょう♪