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【結果】私が行政書士試験独学で落ちた理由を徹底分析。2023年の戦略も立てる

2023年1月25日。

朝9時になりドキドキしながら行政書士試験センターの合格発表サイトを開きました。

自分の番号は

ない

感覚としてはボーダー行くか行かないかぐらいだったので、まあそうかと納得感はありましたが、自分なりに全力は出しました。

勉強時間も1,000時間超えましたし模試も6回、いろんなものを犠牲にしました。

それでも落ちたのはなぜなのか?

私は2023年再受験するつもりで、自己分析しますが、これから受ける方にとってもぜひ参考にしてもらえたらと思います。

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2022年行政書士試験の結果発表

試験発表の日から5日後に結果の葉書が届きました。

まずはその結果から。

少し見づらいですが『不合格』です。

合格まであと2点

でした。

行政書士は180点を取れば合格ですが、178点です。

分野ごとに分けると以下の通りです。

  • 法令択一:108点
  • 多肢選択式:18点
  • 一般知識:32点

*配点4点=140

多肢選択 9/12

*配点2点=18

+記述20/60

140+18+20=178でした。

分野別の点数

次に分野別(自己採点)の配点を振り返ります。

  • 憲法 3/5
  • 行政法 16/19
  • 民法 5/9
  • 会社法 3/5
  • 一般知識 8/14
  • 記述 20/60

でした。

私が行政書士試験に落ちた理由。どうすればよかったのか?

数字だけ見ると、なんか行けそうじゃん!と思われるかもしれませんが、この2点足りないという意味はとてつもなく深いです。多分。

私が落ちた結論は独学の沼にハマった事です。

そもそもの試験を受けたきっかけは大きく2つ。

本業(不動産業)に生かしたいと思ったこと、ブログの専門性を高めたいと思ったからです。

そのため可能な限り範囲を広げて、試験に出ないであろう点も学習しました。

1000時間以上勉強しましたがそのうち300時間はCランクレベルの勉強だったと思っています。

具体的に分析します。

自己流で細かい部分の暗記に走ってしまった

行政書士は範囲が膨大です。

そのため要領がわからずとにかく「細かい部分の暗記」にはしりました。

憲法・行政法・民法・会社法・商法・一般知識などです。

それらの細かい枝葉の部分に走りすぎて、法律の制度設計や趣旨を理解しようとしなかった事が挙げられます。

法の成り立ちがわかると暗記も省エネですむのですが、とにかくゴリ押しで暗記路線にはしってしまった節もあります。

そうすると応用力を試される課題が来たときに太刀打ちできません。

民法が特にそうなのですが、解き方の基本動作を独学流でやると失敗すると感じました。

正しい素振りをしないと野球のバッティングも上手くならないように、型を覚えなければなりません。教材は利用したものの、自己流で進めてしまいました。

インプットアウトプットを焦った

先ほども述べましたが、Cランクの問題にも多くの時間を費やしました。

必ずしも間違っている戦略ではないと思いますが、もっとAランク・Bランク根幹の知識を揺るぎないものにするべきでした。

この試験は民法・行政法がカギであることは間違いありません。

特に憲法・会社法は勉強のコスパが悪く、勉強しても必ず出るとは限りません。

そこを揺るぎないものにするのは難しいと感じました。

会社法も結構やりましたが、結局商法は激ムズ問題でカスリもしませんでした。なので今回3/5取れたのは自分の中でOKでした。

行政法も8〜9割取るべき科目なのでこれもOK。

問題は民法と一般知識。

一般知識は予測不能なところではありますが、基本に立ち返ってやるべきでした。

本業やブログ・家事育児で時間の確保が難しく、焦ってインプットアウトプットしようとしすぎた事が敗因の一つです。

2023年行政書士の大枠の戦略

これらを踏まえて2023年の戦略を立てています。

何度も繰り返しになりますが、民法と一般知識が最重要課題です。

伸び代があるところを伸ばす

択一は4点落としてしまいました。模試では8割以上取れていたにもかかわらず。

記述式は行政法1問・民法2問出るのですが民法で40点あります。

2022年の試験で私は行政法に確かな手応えを感じていました。部分点抜いても14点はあったはず。

なので民法40点中8点でも取れていたら合格できていました。

しかし記述は20点でした

(部分点6点ぐらい?ここはわかりませんけど)

つまり択一4問+記述40点=56点分MAXで伸び代があります。

さらに、一般知識も現場でありえないミスをしてしまったのでまだ伸び代があるはずです。

一般知識も個人情報保護法の勉強はしたものの、その範囲とズレたところから出題されましたが、きちんと勉強すれば伸ばせる分野であることを実感しました。

行政法は主要科目ですので、もちろんいうまでもありません。

民法+行政法+一般知識のトリプル攻めでいきます。

  1. 民法
  2. 行政法
  3. 一般知識
  4. 憲法
  5. 会社法

以上が優先順位順です。

毎日のルーティーン

ざっくりですがこんな感じで考えています。

まずはインプットし直しでルーティーンから。

毎日のルーティーン作り

  • 行政法の本読破
  • 政治経済社会1日30分youtube
  • 民法判例六法毎日10条文ずつ(民法の本)

これはやっていきます。

行政法の本はこちらを買いました。

独学ではなく講座を取る

そして、今回は独学ではなくとある講座を取ろうと思います。

いつもお世話になっている司法書士法人の代表の先生にいい講座を教えてもらいました。

しかもリーズナブル。

受かったらその講座を公開します。笑

そのためにiPadも必要になるので、用意しないとです。

投資します。

まとめ

今からだと1日2時間やれば60*8.5で500時間は確保できる。

実際近づいてきたらもっとギアが上がるので、今年はばてないように徐々に上げていきます。

がんばるぞー!!

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